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イギリスはウクライナへ対艦ミサイル「ハープーン」を供与する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年4月11日15時14分配信
【メディア:ロンドンはウクライナへ対艦ミサイル「ハープーン」を供与する】

グレートブリテンはウクライナの黒海の港の防護を保障する為、ウクライナへ対艦ミサイル「ハープーン」を供与する。
『デイリー・メール』は、ブリテン政府の情報提供者の談話を引用して報じた。


「ハープーン」は、『マクドネル・ダグラス』が開発した全天候型水平線対艦ミサイルであり、現在は『ボーイング・ディフェンス・スペース&セキュリティ』から供給されている。
3つのヴァージョンから発射される:空中発射のAGM-84、艦(沿岸)発射のRGM-84潜水艦の為のUGM-84
1977年の生産開始以降、弾は多くの改正を受けてきた。

『デイリー・メール』の情報提供者は、ロンドンキエフへ供給しようとしているミサイル「ハープーン」がどのヴァージョンになるのかを明らかにしなかったが、ウクライナ海軍は現時点においては事実上存在していないが故に、これは艦載ヴァージョンについての話では無い事は非常に明白である。
ウクライナ航空機へのインテグレートの可能性も、ウクライナ空軍戦闘用航空機ソヴィエト連邦で開発されているが故に、ありそうにない。
従って、これはおそらく、ウクライナへの沿岸ミサイル複合体の引き渡しについての話であろう。

ミサイル「ハープーン」の標準バージョンは、アクティブレーダーホーミングを使用し、高射兵器から逃れる為に水面上を飛翔する。

2008年に開発されたブロックIIモデルでは、水上と地上の目標を撃破する為にミサイルの能力が拡張されている。
「ハープーン」GPSの助力による慣性航法を使用する。
227kgの弾頭は、広範囲の目標を破壊する。

2月21日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、ドネツク及びルガンスク人民共和国当局からの主権承認要請を受けた事に応えて関連する法令へ署名し、2月24日に「ウクライナを非武装化し、非ナチ化する」為の特殊軍事作戦の開始を発表した事が想い起こされる。

その後、多くの世界の大国はキエフへの支持を強めた。
アメリカ合州国、グレートブリテン、カナダや多くのEU諸国は、対戦車ミサイル複合体、携帯高射ミサイル複合体、自動小銃、弾薬など、様々なタイプの致死兵器をウクライナへ供与している。
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