ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ロケット巡洋艦モスクワで火災が発生し、弾薬が爆発した

『タス通信』より
2022年4月14日7時58分配信
【ロケット巡洋艦「モスクワ」で火災が発生した】
モスクワ、4月14日/タス通信
黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」は、火災の発生を原因とする弾薬の爆発の結果、深刻な損傷を受け、乗組員は避難した。
ロシア国防省は発表した。
「ミサイル巡洋艦モスクワにおける火災の結果、弾薬が爆発しました。
艦は深刻な損傷を受けました。
乗組員は完全に避難しました」
軍当局は話した。
国防省は、火災の原因は明らかにされていると述べた。
「モスクワ」は、黒海艦隊旗艦であり、プロジェクト1164「アトラント」のトップ艦である。
1983年に「スラヴァ」の名前で就役した。
1996年に巡洋艦は現在の名前を受け取った。
艦の主要打撃兵装は、16基のP-1000「ヴルカーン」ミサイル発射装置である。
2015年後半、巡洋艦は地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊を率い、この時に対空防衛手段でシリアのロシア航空基地フマイミーンを援護した。
2016年7月22日、巡洋艦「モスクワ」はナヒーモフ勲章を授与された。
『MASHNEWS』より
2022年4月14日2時17分配信
【メディア:巡洋艦「モスクワ」は火災の結果深刻な損害を受けた】
黒海艦隊旗艦・プロジェクト1164親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、火災により弾薬が爆発したが故に「深刻な損傷」を受けた。
タス通信はロシア連邦国防省を引用して報じた。
「ミサイル巡洋艦モスクワにおける火災の結果、弾薬が爆発しました。
艦は深刻な損傷を受けました。
乗組員は完全に避難しました」
軍当局は話した。
一方、ウクライナの情報空間では、ミサイル複合体「ネプチューン」による艦への攻撃が伝えられている。
モスクワ時間2時15分現在、この情報リソースに関するロシア連邦国防省の公式発表は未だ無い。
巡洋艦「モスクワ」は黒海で任務を遂行していた。
『MASHNEWS』の2名の消息筋が話したように、ウクライナ或いはブリテンの対艦ミサイルによる「モスクワ」の火災は、同艦に強力な対空防衛複合体が装備されている為、有りそうに無い。
これは人的要因によるものかもしれない。
双方の対談者は、艦の火災の原因が明らかになるまで待つように訴えた。
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