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ラーダ級潜水艦2番艦クロンシュタットは2016年に就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【「アドミラルティ造船所」は2016年に2隻目のプロジェクト677潜水艦を納入する】
モスクワ、3月19日-ロシア通信社ノーボスチ

統合造船業営団に加入している公開株式会社「アドミラルティ造船所」は、2013年末よりプロジェクト677(ラーダ)潜水艦の2隻目の建造の活動段階に入る。
火曜日、造船工場の総取締役アレクサンドル・ブザコフは記者団に伝えた。

先月、ロシア連邦国防省は、2012年に同シリーズのトップ艦「サンクト-ペテルブルク」が、表明されている同プロジェクトの能力が実証されていないが故に凍結されていた非核動力潜水艦プロジェクト677(ラーダ)シリーズの建造を決定した。
潜水艦の建造は、既に国家防衛発注に記載されている。

「2013年、私共はプロジェクト677の建造を続行します。
私共は既に資金供給を受けております。
2隻目の潜水艦の強度船体は既に製造されています」

ブザコフはこう話し、建造の活動段階が今年末に開始される事を指摘した。
潜水艦の納入は2016年に予定されている。

潜水艦「クロンシュタット」「セヴァストーポリ」は、アドミラルティ造船所において異なる準備度に在る。
トップ潜水艦「サンクト-ペテルブルク」は、ロシア連邦海軍の組織に在って試験運用中である。


[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]

プロジェクト677「ラーダ」級潜水艦は3隻が起工され、1隻が就役しています。

[プロジェクト667「ラーダ」級]
B-585「サンクトペテルブルク」:1997年12月26日起工/2004年10月28日進水/2010年4月22日就役
B-586「クロンシュタット」:2005年7月28日起工
B-587「セヴァストーポリ」:2006年11月10日起工


2番艦以降の建造工事は凍結されていましたが、2013年2月に建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2012年9月、アレクサンドル・ブザコフ氏は、「ラーダ」級2番艦にはリチウムイオン電池が搭載されると述べています。
[潜水艦ラーダ級2番艦にはリチウムイオン電池、3番艦にはAIPが搭載される]

潜水艦用のリチウムイオン電池の開発は今年からスタートします。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2012年
【ロシアは2013年に潜水艦の為のリチウムイオン電池の開発に着手する】
ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督によると
「来年(2013年)から私達は非核動力潜水艦の為のリチウムイオン電池を作成する試験開発作業を開始します。
これらの電池により、潜水艦の水中滞在時間は1.4倍に増加し、技術的潜在力は35~40パーセントに達するでしょう」


そして今回のブザコフ氏の発言によると、「ラーダ」級2番艦ロシア海軍への納入は2016年になるとの事です。

同じ3月19日、ブザコフ氏は、アドミラルティ造船所が2013年と2014年に新たな外国向け潜水艦の建造契約締結を予定していると述べています。
[アドミラルティ造船所は新たな輸出用潜水艦の建造契約を結ぶ]

今年2月、ロシア兵器輸出公社「ロソボロネクスポルト」総取締役アナトリー・イサイキンは、3ヶ国が輸出用潜水艦「アムール-1650」(「ラーダ」級の輸出型)に高い関心を示し、採用をほぼ決めていると述べています。
[3ヶ国が潜水艦アムール-1650への関心を有する]

2013年と2014年に新たに締結される輸出用潜水艦の建造契約でアドミラルティ造船所「アムール-1650」を建造する可能性も有ります。

これに伴い、ロシア海軍向け「ラーダ」級の建造は後回しにされたのかもしれません。

最近の報道を見る限り、ロシア海軍が優先しているのは原子力潜水艦であり、非核動力潜水艦は後回しにされているようです。

これまでの情報によると、ロシア海軍の2020年までの原子力潜水艦整備計画は、以下のような内容となります。
・新世代戦略原潜「ボレイ」級8隻を調達
・新世代多用途原潜「ヤーセン」級7隻を調達
・現用のプロジェクト949A多用途原潜(オスカーII級)を近代化
・現用のプロジェクト971多用途原潜(アクラ級)12隻を近代化
・現用のプロジェクト945/945A多用途原潜(シエラI/II級)4隻を近代化


[第4世代多用途原潜ヤーセン級は7隻建造される]
[全てのアクラ級原潜はオーバーホールと近代化改装が行なわれる]
[ロシア海軍はシエラ級原潜を復帰させる]
[近代化改装後のシエラ級原潜は第4世代原潜に匹敵する]
[ロシア海軍の戦略非核戦力は多用途原潜と原子力巡洋艦から成る]
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]

今年3月にセルゲイ・ショイグ国防相は、2020年までに24隻の潜水艦が新規調達されると述べていますが、その内訳は恐らくこうなるでしょう。
[ロシア海軍は2020年までに24隻の潜水艦と54隻の水上戦闘艦を受け取る]

・新世代戦略原潜プロジェクト955/955A「ボレイ」級8隻
・新世代多用途原潜プロジェクト885/885M「ヤーセン」級7隻
・新世代非核動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」級3隻
・非核動力潜水艦プロジェクト06363「ワルシャワンカ」6隻
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