ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)

『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2022年6月22日11時47分配信
【日本自衛隊はロシアと中華人民共和国の艦の動きを記録した】
東京、6月22日、インテルファクス
日本自衛隊は、対馬海峡を通過した後に日本海へ入ったロシア海軍の5隻の艦を追跡したとNHKは報じた。
それによると、5隻のロシア艦から成るグループは6月21日に対馬海峡を通過し、日本海に入った。
この前の日曜日、同じ5隻の艦は、日本南西部の沖縄県の2つの島の間の水域を通過した後、東シナ海で発見された。
先週水曜日、ロシア艦は日本最北端の都道府県・北海道の襟裳岬を通過した。
その後、千葉県水域と伊豆諸島の南へ向かった。
日本防衛省の情報筋によると、艦は太平洋での大規模演習へ参加したと見られている。
NHKはまた、自衛隊が伊豆の2つの島の間の水域を航行している3隻の中国海軍艦船を発見したと報じた。
中華人民共和国の艦は、ラペルザ海峡とサンガルスキー海峡(津軽海峡)を別々に通過した。
その後、彼らはロシアの5隻の艦と同じように千葉県から南に向かった。
2ヶ国の艦隊は同様のルートに沿って日本周回を航海した事は注目される。
日本防衛省は、これらの動きに関するデータを分析している。
如何なる侵犯も記録されていない。
2022年5月20日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」(331)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)、「グロームキー」(335)、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)、「グレミャーシチー」(337)などがウラジオストクを出航しました。
5月24日に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年5月24日10時21分配信
【太平洋艦隊の3隻のコルベットはラペルザ海峡を通過した】
2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】
6月1日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はオホーツク海で対空防衛演習を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月1日10時38分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は「敵」爆撃機を無力化した】
6月9日、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道の根室半島南東沖でフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月14日、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は太平洋上で対空防衛演習を行ないました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2022年6月14日11時11分配信
【太平洋艦隊コルベット支隊は太平洋で空中「打撃」を撃退した】
6月15日、コルベット「グレミャーシチー」は太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】
同じ6月15日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」は北海道の襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
翌6月16日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」、「グレミャーシチー」は伊豆諸島海域を西進しました。
6月17日には指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が同じ海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月17日、ロシア国防省は指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」がフィリピン海へ入ったと発表しました。

『タス通信』より
2022年6月17日9時31分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入った】
6月19日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月19日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月21日、指揮艦「マルシャル・クルイロフ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
なお、中国海軍の艦船も6月12日に対馬海峡を北上して日本海へ入り、6月16日~17日に宗谷海峡を通過(一部の艦は津軽海峡を通過)、その後、オホーツク海を通って太平洋へ入り、6月21日には伊豆諸島海域を西進しています。
つまり、数日遅れでロシア太平洋艦隊の艦船部隊と同一ルートを辿っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月21日発表
【中国海軍艦艇の動向について】
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