フリゲート「アドミラル・マカロフ」はロシア海軍黒海艦隊旗艦になる

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年5月18日8時14分配信
【情報筋は新たな黒海艦隊旗艦がどの艦になるのか述べた】
プロジェクト11356ロケットフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、巡洋艦「モスクワ」沈没後のロシア黒海艦隊旗艦になるかもしれない。
5月18日・水曜日、『タス通信』はクリミアの軍機関に近い情報提供者より伝えられた。
「モスクワ沈没後の新たな黒海艦隊旗艦になるのは、3隻のプロジェクト11356遠海ゾーンフリゲートの内の1隻でしょう。
今の所、アドミラル・マカロフが最有力候補ですね」
彼は話した。
『タス通信』は、この件に関する公式な情報を持っていない。
4月中旬、黒海艦隊旗艦の役割を遂行していたロケット巡洋艦「モスクワ」が艦上での火災及び弾薬爆発の後、セヴァストポーリへの曳航中に沈没した事が想い起こされる。
公式には、事件の原因は特定されていない。
「アドミラル・マカロフ」は、黒海艦隊の為に沿バルト海造船工場『ヤンターリ』が建造した第3のプロジェクト11356フリゲートである。
2017年末には公式に海軍へ引き渡されたが、艦がセヴァストーポリへ到着したのは2018年10月初頭であった。
「アドミラル・マカロフ」は、巡洋艦「モスクワ」が修理を行なっていた時、既に正式に黒海艦隊の旗艦の役割を遂行していた事は注目される。
プロジェクト11356フリゲートの排水量は4000トン、速力30ノット、自立航行期間30日。
兵装構成には、100mm砲装置A-190、高射ミサイル及び砲複合体、魚雷及び対潜攻撃手段、そして更に長射程有翼ミサイル「カリブル-NK」が含まれる。
艦上ヘリコプターKa-27或いはKa-31が駐留する。
プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラードの『ヤンターリ』造船所で起工され、2015年9月2日に進水し、2017年12月27日にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[プロジェクト11356Rフリゲート3番艦アドミラル・マカロフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
就役後もバルト海に留まって慣熟訓練を行ない、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
観艦式が終わった後、北方艦隊及びバルト艦隊の参加艦と共にバルト海で合同演習を行ないました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]
2018年8月18日、「アドミラル・マカロフ」は黒海艦隊基地セヴァストーポリへの移動を開始しました。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かった]
2018年8月末までに地中海東部へ到着し、同海域で9月1日から8日まで実施されたロシア海軍とロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]
その後も地中海東部に留まっていましたが、10月4日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海を去り、黒海へ向かった]
翌10月5日、黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]
セヴァストーポリ到着後、「アドミラル・マカロフ」の舷側番号は「499」に変更されました。
(就役時は「799」)
11月5日にセヴァストーポリを出航し、11月6日にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海へ入る]
11月16日、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を行なった]
11月20日には「アドミラル・エッセン」と共に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で対空防衛演習を行なった]
その後も「アドミラル・マカロフ」は地中海東部に留まっており、12月28日にキプロスのリマソール港へ入港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソールを訪れた]
12月29日にリマソール港を去りました。
「アドミラル・マカロフ」は、2019年の新年を洋上(地中海東部)で迎えました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で2019年の新年を迎える]
2019年1月中旬、「アドミラル・マカロフ」は、シリアのタルトゥース港で乗組員の錬成訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で乗組員の慣熟訓練を始めた]
2月1日には、対空防衛訓練を実施しました。
(おそらくはタルトゥース港に停泊した状態で)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で対空防衛訓練を行なった]
その後、「アドミラル・マカロフ」はタルトゥースを出航し、2月11日に再びキプロスのリマソール港へ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は再びキプロスのリマソール港へ寄港した]
2月13日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソール港を去った]
「アドミラル・マカロフ」は、その後も地中海東部に滞在していましたが、3月4日にダーダネルス海峡へ入り、母港セヴァストーポリへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海を去った]
翌3月5日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリへ帰投した]
2019年7月にはクリミア半島の固定式地対艦ミサイル「ウチョス」と共に演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"と地対艦ミサイル"ウチョス"は演習を行なった]
2019年8月末の黒海艦隊演習へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の演習は完了した]
9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]
翌9月24日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャのコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]


ギリシャのコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍のフョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島をフランスから解放しています。

これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]
10月2日、「アドミラル・マカロフ」はコルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]
10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]
10月14日までにシリアのタルトゥース港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した]
2019年11月初頭に地中海東部で実施されたロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]
11月7日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]
その後、プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」(2018年12月20日就役)及びプロジェクト22870救助曳船SB-739(2017年3月7日就役)と共にアルジェリアへ向かい、11月下旬にアルジェリア海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊は地中海西部でアルジェリア海軍と合同演習を行なった]
合同演習が終わった後、再び地中海東部へ向かい、11月28日にはキプロスのリマソールへ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソールを訪れた]
2019年12月16日から19日まで地中海東部(タルトゥース沖)で実施されたシリア海軍との合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊はシリア海軍と地中海東部(シリア沖)で合同演習を開始した]
[シリア沖でのロシア海軍地中海作戦連合部隊とシリア海軍の合同演習は完了した]
「アドミラル・マカロフ」は12月23日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部を去り、セヴァストーポリへの帰路に就いた]
12月26日には同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」、潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」と黒海で対潜戦闘演習を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年12月26日12時34分配信
【黒海艦隊は対潜演習を実施した】
12月27日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部から母港セヴァストーポリへ帰投した]
2020年2月27日、同型艦(11356Rの1番艦)「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)と共にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
2月28日にはボスポラス海峡へ入り、その後、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
先に地中海東部へ入っていた同型艦(11356Rの2番艦)「アドミラル・エッセン」(490、2016年6月7日就役)と合流し、各種戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で戦闘訓練を行なった]
4月に入ってからも3隻のフリゲートは一緒に行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート3隻は地中海東部で対潜戦闘訓練を行なった]
その後、「アドミラル・マカロフ」と「アドミラル・エッセン」は「アドミラル・グリゴロヴィチ」と別れ、4月9日にダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は地中海を去った]
翌4月10日、「アドミラル・マカロフ」と「アドミラル・エッセン」は母港セヴァストーポリへ到着しました。
しかし、ヨーロッパにおける新型コロナウイルスの流行・感染拡大に関連し、「アドミラル・エッセン」と「アドミラル・マカロフ」は、暫くセヴァストーポリ港内の泊地に留め置かれる事になりました。
「アドミラル・エッセン」と「アドミラル・マカロフ」は3月末に外国港(おそらくはキプロスのリマソール港)へ寄港していた為、外国港を出てから14日間は検疫期間として乗組員は陸地へ上陸できず、艦内に留まる事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリ港内へ入った]
「アドミラル・マカロフ」と「アドミラル・エッセン」は艦内の消毒などの措置が行なわれ、4月11日にセヴァストーポリ港埠頭へ入りました。
[地中海東部から戻ってきたロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は検疫措置を終えてセヴァストーポリ埠頭へ係留された]
それから2ヶ月以上経過した2020年6月下旬、「アドミラル・マカロフ」はセヴァストーポリを出航し、6月24日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海へ向かった]
地中海東部へ到着した「アドミラル・マカロフ」は、6月29日に対空防衛及び対水中破壊工作演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]
2020年7月26日の『ロシア海軍の日』には、シリアのタルトゥース港で行なわれた観艦式へ参加しました。
[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』観艦式が行なわれた]
7月28日には地中海東部で対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で対空防衛演習を行なった]
その後も地中海東部で行動を続け、9月15日未明には洋上補給を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で洋上補給を行なった]
9月30日には対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海で対空戦闘訓練を行なった]
10月19日に地中海を離れ、その後、母港セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海を去った]
2020年11月17日~23日に黒海東部(ノヴォロシースク付近)で実施されたエジプト海軍との合同演習『友情の橋-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2020』は完了した]

2021年1月27日にセヴァストーポリを出航し、1月29日に黒海で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海で演習を行なった]
2021年3月23日には同型艦「アドミラル・エッセン」と共に黒海で海上戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"と"アドミラル・エッセン"は黒海で海上戦闘演習を行なった]
4月14日に黒海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊は黒海で砲撃訓練を行なう]
4月20日に黒海で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の水上艦は南方軍管区の襲撃機Su-25UTGと合同演習を行なった]
4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊と南方軍管区の上陸演習へ参加しました。
[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]
翌4月23日にセヴァストーポリへ帰投しました。
5月初頭にセヴァストーポリを出航し、5月2日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート アドミラル・マカロフは地中海東部へ向かった]
6月下旬には地中海東部でロシア航空宇宙軍との合同演習へ参加しました。
[地中海東部でロシア海軍とロシア航空宇宙軍の合同防空演習が実施された]
8月13日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後セヴァストーポリへ帰投しました。

2021年11月上旬~12月下旬まで『セヴァストーポリ海洋工場』の乾ドックへ入渠し、オーバーホールを行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦コルピノとフリゲート"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリでオーバーホールを行なう]
その後の動向は明らかにされていませんが、2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として黒海で実施された演習へ参加していたようです。
2022年2月24日に始まったロシア連邦軍の『ウクライナ特殊軍事作戦』にも参加しているようです。
「アドミラル・マカロフ」は巡航ミサイル「カリブル」を搭載していますが、ロシア黒海艦隊の「カリブル」搭載艦は、2月24日以降、何度もウクライナへ「カリブル」を発射しています。
ロシア海軍の艦船グループは3月15日以降にオデッサ沖へ接近しましたが、これに「アドミラル・マカロフ」も加わっていたようです。
[ロシア海軍黒海艦隊はオデッサ州のトゥズリーを砲撃した]
2022年3月22日未明、オデッサ沖で行動していたウクライナ海軍の潜水夫船「ネティシン」(旧VM-230、1973年就役、満載排水量285トン)を発見し、これを攻撃、「ネティシン」は海岸へ乗り上げました。
「アドミラル・マカロフ」は、対艦ミサイルでは無く、艦対空ミサイル「シチーリ-1」を「ネティシン」へ発射したとの事ですが、おそらく、「アドミラル・マカロフ」は8セルの「カリブル」垂直発射機に対地攻撃用巡航ミサイルのみを搭載しており(「カリブル」には対艦型と対地型がある)、対艦ミサイルは無かったのでしょう。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」はオデッサ沖でウクライナ海軍の軍用船を撃破した]
その後、舷側番号は消されました。
4月26日の「アドミラル・マカロフ」

5月13日の「アドミラル・マカロフ」

2022年4月14日、20年以上に渡り黒海艦隊旗艦を務めてきた親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」がオデッサ沖で爆沈した事を受け、「アドミラル・マカロフ」が後任の黒海艦隊旗艦になるようです。
なお、「アドミラル・マカロフ」は2022年5月6日にウクライナ軍の攻撃を受けて沈没したという話が出ましたが、5月31日、ウクライナ軍参謀本部は同艦が戦闘準備状態に在ると明言しています。
『Ostro』より
2022年5月31日18時59分配信
【ロシア連邦は艦上に8基のミサイル「カリブル」を有するフリゲート「アドミラル・マカロフ」を戦闘準備状態に維持している-参謀本部】
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