ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はフィリピンのマニラ港訪問を終えて出航した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)
『タス通信』より
2022年6月23日19時19分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊はフィリピンのマニラ港から出航した】
モスクワ、6月23日/タス通信
太平洋艦隊戦闘艦支隊はフィリピン共和国のマニラ港への業務寄港を完了し、そこから去った。
艦隊広報サービスは発表した。
「フリゲート マルシャル・シャーポシニコフとコルベット グレミャーシチーで構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊はフィリピン共和国のマニラ港への業務寄港を完了し、そこから去りました」
声明では、こう述べられた。
指摘されたように、寄港の枠組みで共和国のロシア連邦大使マラーと・パヴロフが艦を訪れた。


寄港の主な目的は、アジア-太平洋地域の国との海軍協力の維持と発展である。
艦支隊は更に、遠距離航海計画の下で任務遂行を継続すると艦隊は伝えた。
2022年5月20日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(543)とコルベット「グレミャーシチー」(337)は、他のロシア太平洋艦隊の主力水上艦と共にウラジオストクを出航しました。

5月末に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】
6月1日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」はオホーツク海で対空防衛演習を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月1日10時38分配信
【フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は「敵」爆撃機を無力化した】
6月9日、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道の根室半島南東沖で太平洋艦隊水上艦部隊を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月15日、コルベット「グレミャーシチー」は太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】
同じ6月15日、太平洋艦隊水上艦部隊は北海道の襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
翌6月16日、太平洋艦隊水上艦部隊は伊豆諸島海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は本隊と別れ、フィリピンへ向かいました。
(本隊は6月23日にウラジオストクへ帰投)
6月22日にフィリピンのマニラ港へ寄港しました。

そして6月23日にマニラ港から出航しました。
「マルシャル・シャーポシニコフ」と「グレミャーシチー」は、今後も東南アジアへの遠距離航海を続けるようです。
- 関連記事
-
- 2022年にロシア海軍太平洋艦隊へ2隻の原子力潜水艦と1隻のディーゼル潜水艦が補充される
- ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はベトナムを訪れた
- ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はフィリピンのマニラ港訪問を終えて出航した
- 2022年6月上旬の太平洋演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はウラジオストクへ帰投した
- ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)
スポンサーサイト