2022年にロシア海軍太平洋艦隊へ2隻の原子力潜水艦と1隻のディーゼル潜水艦が補充される
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)
『タス通信』より
2022年5月20日6時9分配信
【ロシア太平洋艦隊へ2022年に2隻の原子力潜水艦と1隻のディーゼルエレクトリック潜水艦が補充される】
モスクワ、5月20日/タス通信
今年、ロシア連邦太平洋艦隊の潜水艦部隊へ原子力戦略巡洋艦「クニャージ・オレグ」と多目的原子力潜水艦「ノヴォシビルスク」、そして更にディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」が補充される。
太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は述べた。
「我々の艦隊の2022年の予定では、最初のプロジェクト"ボレイ-A"原子力戦略水中巡洋艦クニャージ・オレグと最初のプロジェクト"ヤーセン-M"原子力潜水艦ノヴォシビルスクに注目しております。
クニャージ・オレグは弾道ミサイルブラヴァー、そして多目的原子力潜水艦ノヴォシビルスクは、有翼ミサイルカリブルとオーニクスを装備します」
アヴァキャンツは、艦隊創設291周年の日の新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューで話した。
彼によると、さらに今年には、太平洋艦隊へ第3のプロジェクト636.3潜水艦「マガダン」の到着が予定されている。
それが到着すると、艦隊は有翼ミサイル「カリブル」を装備する静粛なディーゼルエレクトリック潜水艦3隻を保有する。
これに加え提督は、今年、『アムール造船工場』で建造された第4のプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」が太平洋艦隊へ補充される事を付け加えた。
現在、この艦は試験を行なっている。
更に、『中部ネヴァ川造船工場』で建造されている2隻のプロジェクト12700海洋掃海艦「ピョートル・イリイチョーフ」と「アナトーリー・シレモフ」の艦隊への受け入れが計画されている。

プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-552「クニャージ・オレグ」は2014年7月27日に起工され、2020年7月16日に進水、2021年12月21日に就役しました。
2022年1月31日にセヴェロモルスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

プロジェクト88M5「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦K-573「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工され、2019年12月25日に進水し、2021年12月21日に就役しました。
[戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグと原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

プロジェクト06363大型潜水艦B-602「マガダン」は2019年11月1日に起工され、2021年3月26日に進水、2021年10月12日に就役しました。
[プロジェクト06363潜水艦マガダン、ロシア海軍へ就役(2021年10月12日)]
3隻の潜水艦は書類上では太平洋艦隊へ編入されており、2022年中に太平洋艦隊の基地(「クニャージ・オレグ」と「ノヴォシビルスク」はカムチャツカ半島のヴィリュチンスク、「マガダン」は沿海地方のウラジオストク)へ回航されます。
この他、極東で建造されたプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」も2022年中に就役します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」は日本海で洋上試験を開始した]
サンクトペテルブルク市で建造されているプロジェクト12700対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」と「アナトーリー・シレモフ」も2022年中の就役が予定されており、こちらも太平洋艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した]
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはサンクトペテルブルクで進水した]
2022年5月20日6時9分配信
【ロシア太平洋艦隊へ2022年に2隻の原子力潜水艦と1隻のディーゼルエレクトリック潜水艦が補充される】
モスクワ、5月20日/タス通信
今年、ロシア連邦太平洋艦隊の潜水艦部隊へ原子力戦略巡洋艦「クニャージ・オレグ」と多目的原子力潜水艦「ノヴォシビルスク」、そして更にディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」が補充される。
太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は述べた。
「我々の艦隊の2022年の予定では、最初のプロジェクト"ボレイ-A"原子力戦略水中巡洋艦クニャージ・オレグと最初のプロジェクト"ヤーセン-M"原子力潜水艦ノヴォシビルスクに注目しております。
クニャージ・オレグは弾道ミサイルブラヴァー、そして多目的原子力潜水艦ノヴォシビルスクは、有翼ミサイルカリブルとオーニクスを装備します」
アヴァキャンツは、艦隊創設291周年の日の新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューで話した。
彼によると、さらに今年には、太平洋艦隊へ第3のプロジェクト636.3潜水艦「マガダン」の到着が予定されている。
それが到着すると、艦隊は有翼ミサイル「カリブル」を装備する静粛なディーゼルエレクトリック潜水艦3隻を保有する。
これに加え提督は、今年、『アムール造船工場』で建造された第4のプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」が太平洋艦隊へ補充される事を付け加えた。
現在、この艦は試験を行なっている。
更に、『中部ネヴァ川造船工場』で建造されている2隻のプロジェクト12700海洋掃海艦「ピョートル・イリイチョーフ」と「アナトーリー・シレモフ」の艦隊への受け入れが計画されている。

プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦K-552「クニャージ・オレグ」は2014年7月27日に起工され、2020年7月16日に進水、2021年12月21日に就役しました。
2022年1月31日にセヴェロモルスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

プロジェクト88M5「ヤーセン-M」原子力水中巡洋艦K-573「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工され、2019年12月25日に進水し、2021年12月21日に就役しました。
[戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグと原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

プロジェクト06363大型潜水艦B-602「マガダン」は2019年11月1日に起工され、2021年3月26日に進水、2021年10月12日に就役しました。
[プロジェクト06363潜水艦マガダン、ロシア海軍へ就役(2021年10月12日)]
3隻の潜水艦は書類上では太平洋艦隊へ編入されており、2022年中に太平洋艦隊の基地(「クニャージ・オレグ」と「ノヴォシビルスク」はカムチャツカ半島のヴィリュチンスク、「マガダン」は沿海地方のウラジオストク)へ回航されます。
この他、極東で建造されたプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」も2022年中に就役します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット「リェーズキー」は日本海で洋上試験を開始した]
サンクトペテルブルク市で建造されているプロジェクト12700対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」と「アナトーリー・シレモフ」も2022年中の就役が予定されており、こちらも太平洋艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した]
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはサンクトペテルブルクで進水した]
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