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ロシア海軍太平洋艦隊の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクは白海で洋上試験を開始した

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『タス通信』より
2022年6月27日7時1分配信
【情報筋:原子力潜水艦「クラスノヤルスク」は航行試験の為に初めて白海へ出航した】
モスクワ、6月27日/タス通信

セヴェロドヴィンスクロシア最大の造船所『セヴマシュ』で建造されたプロジェクト885M多目的原子力潜水艦の第2の生産艦「クラスノヤルスク」は、白海での工場航行試験の為に初めて出航した。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「6月26日、潜水艦クラスノヤルスクは、白海での工場航行試験の為、初めて『セヴマシュ』を出航しました。
海上で艦内機器の動作が点検され、その航行性能と運用の品質が艦の設計特性に沿っているのかどうかが特定されます」

彼は話した。

対談者は、航行試験の後、「クラスノヤルスク」には潜水艦の全ての兵装システムの実地での点検を伴う国家試験が待っていると説明した。

生産合同『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスは、この情報について『タス通信』へコメントしなかった。

2022年2月、『タス通信』の情報提供者は、原子力潜水艦「クラスノヤルスク」が今年6月初頭に海上での工場航行試験へ入ると伝えた。

「クラスノヤルスク」は、プロジェクト885M(「ヤーセン-M」)の2隻目の生産艦であり、3番艦である。
潜水艦は2014年に起工され、2021年7月30日に進水した。
プロジェクト885M原子力潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により開発された。

現在、『セヴマシュ』では6隻のプロジェクト885M潜水艦が様々な建造段階に在る。
プロジェクト885M原子力潜水艦のトップ「カザン」は5月7日にロシア海軍へ引き渡された。
プロジェクト885/885M潜水艦の基本兵装は、有翼ミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」である。



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プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦 シリーズの4番艦(プロジェクト「ヤーセン-M」としては3隻目)K-571「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]

2017年1月下旬までに船体の水圧試験が終了しました。
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

2021年7月30日に進水しました。

[ロシア海軍のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクはセヴェロドヴィンスクで進水した]

進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

2022年6月26日、「クラスノヤルスク」セヴェロドヴィンスクから出航し、工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクは2022年6月に白海で洋上試験を開始する]

工場航行試験の完了後、最終洋上試験となる国家試験が行なわれます。

「クラスノヤルスク」ロシア海軍への引き渡しは2022年末に予定されており、太平洋艦隊へ配備されます。
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