ロシア海軍地中海作戦部隊司令部は2013年末までに創設される

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『イタル-タス』より
2013年3月19日10時42分配信
【海軍地中海作戦部隊の管理システムは今年末までに作成される-黒海艦隊司令部】
セヴァストーポリ、3月19日(アルムス-タス)

地中海に常時展開するロシア海軍作戦部隊の管理組織の作成は、今年末までに黒海艦隊司令部での形成が終了する。
2014年、グループ管理システムは、海軍の艦隊間演習中に最初のテストを行なう。
イタル-タスは、黒海艦隊司令部より伝えられた。

「作戦部隊管理部の作成作業は始まっています。
作業グループは、黒海艦隊の第30水上艦師団司令部の士官で構成されています。
現在は、記録保管所にあるソヴィエト時代の海軍第5地中海作戦戦隊の司令部構成に関する記録文書の研究と、今年1月の艦隊間演習における黒海での艦船の行動経験の分析が行なわれています。
この作業には、ソヴィエト時代の第5戦隊の退役軍人も参加しています」

情報提供者は話した。

「年末には新たな組織の形成が完了し、2014年夏、地中海における艦隊間演習中に最初のテストが行なわれます」
彼は指摘した。

「最終的に、海軍作戦部隊は2015年までには形成を完了しなければなりません。
この時期までに我々は部隊の管理の完全な仕上げを見込んでおります。
最も重要な点は、グループの編成に新たな艦が加わる事です」

黒海艦隊司令部の情報提供者は追加した。

彼が伝達した所によれば、作戦部隊の構成には、黒海艦隊の戦力~今年1月の地中海での海軍艦隊間演習に参加していたロケット巡洋艦「モスクワ」、警備艦「スメトリーヴイ」、大型揚陸艦及び補助船が加入する。

3月17日、海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督が発表したように
「5-6隻の艦を地中海に常時展開させるべきであり、それは黒海艦隊司令部により管理されなければなりません」

以前、チルコフ提督は国防省危機管理センターにおいて、地中海に常時駐留し行動する海軍作戦部隊の編成という課題を遂行していると表明した。

総司令官はその後に、現在、海軍総司令部は、部隊を作成する課題について分析していると指摘した。
「作戦部隊を管理する為、今後、地中海へ派遣される要員の準備が行なわれます」
提督は話した。

ソヴィエト社会主義共和港連邦海軍第5地中海戦隊の艦船は、「冷戦」期間中、地中海の軍事行動舞台で戦闘任務を遂行していた。
その主な相手は、アメリカ合衆国海軍第6作戦艦隊だった。
戦隊は、ソヴィエト連邦解体の翌年の1992年12月31日に解散した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年3月19日14時43分配信
【地中海戦隊の管理組織のスタッフは25名の士官から成る】
モスクワ、3月19日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海戦隊の管理組織のスタッフの数は25名の士官で構成され、続いて管理文書が準備される。
ロシア通信社ノーボスチは、ロシア連邦国防省の高位の代理人より伝えられた。

「現在、組織の編成は開発中です。
その基礎は、水上艦師団司令部の25名の士官です」

対談者は話した。
彼は、文書が準備される正確な時期は設定されていない事を強調したが
「作業は進行中であり、士官は黒海艦隊司令部要員から集められます」

同時に、軍当局の代理人は、戦隊管理部が置かれる場所についての問題~セヴァストーポリノヴォロシースクか~が解決されていない事を指摘した。
彼は、この作業が近い内に完了する事への期待を表明した。

以前、セルゲイ・ショイグ国防相は、地中海におけるロシアの利益を保護する為、ロシア連邦海軍作戦部隊の独立管理部の創設が必要であると表明した。
ロシア下院国防委員会委員長ウラジーミル・コモエドフ提督は、地中海戦隊は10隻の(戦闘)艦及び保障船で構成され、複数のグループ~打撃艦、対潜艦、掃海艦~が加入すべきであるとロシア通信社ノーボスチに表明した。

ソヴィエト連邦時代の1967年から1992年まで、海軍第5地中海戦隊の艦船が地中海で活動していた。
同戦隊には、様々な時期に30~50隻の艦船が居た。
それ(第5地中海戦隊)は「冷戦」期間中、地中海の軍事行動舞台で戦闘任務を遂行し、特に、アメリカ合衆国海軍第6艦隊に対抗する為に設立された。


2013年1月下旬、ロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習黒海及び地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

その後、2013年2月に地中海作戦部隊創設の話が出てきました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊創設]

今回のイタル-タス及びロシア通信社ノーボスチの記事によると、地中海作戦部隊司令部は、ロシア黒海艦隊第30水上艦師団司令部から集められるとの事です。
第30水上艦師団には、ロシア黒海艦隊大型水上艦(巡洋艦、大型対潜艦、警備艦、大型揚陸艦)が所属しています。

イタル-タスの報道によれば、地中海作戦部隊司令部は今年末までに編成を終え、来年夏には再びロシア海軍の艦隊合同演習が実施され、そこで合同艦隊グループを実際に指揮するとの事です。

また、地中海作戦部隊には黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」警備艦「スメトリーヴイ」などが最初に加入するようです。

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「新たな艦」も加わるとの事ですが、この艦は、黒海艦隊へ配属される「アドミラル・グリゴロヴィチ」型フリゲートでしょう。
[フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の建造は計画通りに進んでいる]
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