ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島で実弾射撃訓練を実施した
- カテゴリ:ロシアの艦載ヘリコプター
『Aviation EXplorer』より
【カムチャツカの打撃ヘリコプターKa-29は海上射爆場でロケット発射を実行した】
2022年7月18日、AEX.RU
ロシア北東集団の混成航空連隊の打撃ヘリコプターKa-29乗員は、射爆場で実際にロケット発射と機関砲射撃を実行する演習を行なった。


演習の筋書きによると、アヴァチャ湾のハラクティルスキー海岸地域の太平洋艦隊戦闘訓練射爆場で、仮想敵の海上揚陸部隊の上陸が発見された。
敵を捜索し、破壊する為、指定地域へ海上航空隊のヘリコプターKa-29が向かった。
「敵」グループの探知後、飛行士は無誘導航空ロケットと機関砲兵器の助力を得て地上目標を破壊した。
飛行及び実地射撃は、戦闘訓練計画に沿って太平洋艦隊の海上射爆場海域の上空で実施された。
飛行実施に先立ち、飛行士は、飛行訓練任務を保障する整備技術要員、地上要員、専門家と共に準備状態を点検する綿密な準備を行なった。
カムチャツカ方面に駐留するロシア太平洋艦隊の北東軍集団に配備されているヘリコプター(対潜ヘリコプターKa-27PL、捜索救助ヘリコプターKa-27PS、戦闘輸送ヘリコプターKa-29)は、エリゾヴォ飛行場に駐留する第175独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊に所属しています。



この内の戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、1990年代以降に一旦予備役として保管されていましたが、2016年から修復が開始されました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]
2016年末以降、太平洋艦隊へのKa-29の再配備が始まりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]
現在、太平洋艦隊には、12機程度のKa-29が配備されており、その一部はカムチャツカ方面へ配備されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島で海軍歩兵部隊の火力支援訓練を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島で海軍歩兵部隊の降下訓練を行なう]
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