ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦は2022年春~初夏に北極海で演習を行なった
『イズベスチヤ』より
2022年7月28日0時0分配信
【氷への配置:原子力潜水艦は北方海上航路の保護へ参加する】
プロジェクト949潜水艦は戦略的に重要な航路の援護への取り組みを始めた

ロシア海軍の太平洋艦隊は、北方海上航路海域で原子力潜水艦の演習を実施したとロシア連邦国防省の情報筋は『イズベスチヤ』へ話した。
演習は春と初夏に行われた。
軍は、この海域での行動中にプロジェクト949潜水艦の能力をテストした。
北極の氷が溶けて北方海上航路に沿った輸送の進捗に伴い、この航路を援護する任務は、ますます関連性が高くなると専門家は指摘する。
プロジェクト949潜水艦は、水上と水中の双方で最も効果的な艦のハンターであると見られている。
それは兵器庫に魚雷と、そして超音速有翼ミサイルの多くの発射台が在る。

[水上と水中で]
北方海上航路海域で行動するプロジェクト949A潜水艦の能力は今年にテストされたと軍当局の情報筋は『イズベスチヤ』へ伝えた。
春と初夏に太平洋艦隊の潜水艦はこの海域で演習を実施した。
潜水艦は北方海上航路海域で行動し、結氷状況での浮上を行なった。
今、国防省の計画には、北方艦隊の艦による同様の演習が在る。
プロジェクト949潜水艦は、ソヴィエトの造船における最後の発展の内の1つである。
シリーズは1980年代から1990年代に建造された。
今日において、その代表3隻~「トヴェリ」、「オムスク」、「トムスク」は太平洋艦隊の一員として加わっている。
もう2隻~「スモレンスク」、「オリョール」は北方艦隊で勤務に就いている。
プロジェクト949潜水艦は、当初は水上艦連合部隊と戦う為に設計された。
それは魚雷とミサイル「グラニート」を搭載する。
太平洋艦隊でプロジェクト949潜水艦は第10潜水艦師団の一員として加わっており、北方艦隊では第11師団の一員である。
これらの連合部隊は公式に対空母部隊と呼ばれている事は注目される。
その任務の中には、航空母艦連合部隊との戦いに加え、敵の揚陸部隊の破壊、海上船団の狩りが有る。
少し前にプロジェクト949潜水艦の乗組員は、地上目標へのミサイル打撃への取り組みを始めた。
明らかに太平洋艦隊の潜水艦は北方海上航路の東部を保護する作戦へ取り組んでいたと軍事歴史家ドミトリー・ボルテンコフは確信している。

「明らかに、彼らは太平洋北部で対潜及び対艦作戦の訓練を行なっていました」
彼は『イズベスチヤ』へ話した。
「その任務は、おそらく非友好国の艦隊の海域への進入の阻止です。
北方艦隊は演習により北方海上航路の西部の防護へ取り組みます。
プロジェクト949潜水艦は、非常に強力で正確な兵器であるミサイル"グラニート"を装備しています。
将来的に近代化される可能性は除外されませんし、その暁には兵器庫へミサイル"カリブル"と"オーニクス"が補充されます」
北氷洋の氷の被覆面積は近い将来に減少する。
これにより、航空母艦を含む敵側の水上部隊からの脅威は増大するだろうと軍事専門家ワシーリー・カシンは『イズベスチヤ』へ話した。

「この見通しに備え、ロシア海軍司令部は、北極での行動の為のプロジェクト949潜水艦の準備を始めたと考えられます。
北方海上航路の援護は、とても責任のある任務です。
このルート上の管理は、ロシアの最も重要なアドバンテージの1つです。
これに加え、アメリカ合衆国側からの様々な攻撃が北の方向から来る可能性も有ります。
そして将来、気候変動に伴いアメリカ海軍の部隊がそこへ出現した場合、この方向の援護が必要になります」
[北方への注意]
ここ10年間の半ば以降、ロシアは北方海上航路に沿って、そして極地緯度全体で積極的に軍事インフラを作成してきた。
昨年、統合戦略司令部「北方艦隊」は、軍管区と同等の地位を獲得した。
北極の島には、沿岸ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」、高射ミサイルシステムの部隊が配置されている。
約20ヶ所の飛行場が修復或いは再建された。
フランツ・ヨシフ諸島のアレクサンドル島とノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島に全天候年間滑走路が建設された。
北方の飛行場では迎撃戦闘機が常時の当直に就いている。
北極への恒久部隊の配置に加え、部隊の移動は地域で定期的に行なわれている。
これにより、昨年11月に作戦-戦術ミサイル複合体「イスカンデル-M」は警報を受け、輸送航空機でノヴァヤゼムリャへ移送され、そこで訓練射撃が実施された。
2021年、北方艦隊艦支隊は演習を行ない、その中で北方海上航路に沿った海上揚陸部隊の上陸へ取り組んだ。
様々な地域で海軍歩兵部隊と北極自動車化射撃部隊は揚陸を行なった。
軍事的構成に加え、北極地域の開発は他にも有る。
ウラジーミル・プーチン大統領は昨年、ロシアが北極圏へ自然保護に関連するインフラを作成すると言った。
これに加え、水上での人の救助の為、環境の保護の為に使用できる緊急事態省の為の基地が作成される。
国家元首によると、気候の変動と最新砕氷船の就航に伴い、北方海上航路に沿った航海は一年中行なわれるようになる。
プロジェクト949A「アンテイ」原子力水中巡洋艦(1992年6月2日までは巡洋潜水艦)は、1980年代後半から1990年代後半にかけてセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で計14隻が起工され、この内11隻が就役しました(この他に特務原潜へ改造された1隻が就役)。
就役した11隻の内、1隻は事故により沈没し、2隻は退役、解体されています。
現在、稼働状態に在るのは5隻であり、2隻は大規模な近代化改装中、1隻は予備役です。
K-148「クラスノダール」
1982年7月22日起工/1985年3月3日進水/1986年10月12日就役
北方艦隊へ配備、1998年7月28日退役、2013年以降に解体
K-173「クラスノヤルスク」
1983年8月4日起工/1986年3月27日進水/1986年12月31日就役
太平洋艦隊へ配備、1999年4月13日退役、2014年以降に解体
K-132「イルクーツク」
1985年5月8日起工/1987年12月29日進水/1988年12月30日納入/1989年1月4日就役
太平洋艦隊へ配備、1997年11月予備役編入、2014年以降にプロジェクト949AM近代化改装開始
K-119「ヴォロネジ」
1986年5月8日起工/1988年12月16日進水/1989年12月29日納入/1989年12月30日就役
北方艦隊へ配備、2011年11月寿命延長近代化改装完了、2020年以降予備役
K-410「スモレンスク」
1986年12月9日起工/1990年1月20日/1990年12月22日就役
北方艦隊へ配備、2013年12月寿命延長近代化改装完了
K-442「チェリャビンスク」
1987年5月21日起工/990年6月16日進水/1990年12月28日納入/1990年12月29日就役
太平洋艦隊へ配備、1999年5月予備役編入、2014年以降にプロジェクト949AM近代化改装開始
K-456「トヴェリ」
1988年2月9日起工/1991年6月28日進水/1992年8月18日納入/1992年8月29日就役
太平洋艦隊へ配備
K-266「オリョール」
1989年1月19日起工/1992年5月22日進水/1992年12月30日納入/1993年1月20日就役
北方艦隊へ配備、2017年4月寿命延長近代化改装完了
K-186「オムスク」
1989年7月13日起工/1993年5月8日進水/1993年12月10日納入/1993年12月15日就役
太平洋艦隊へ配備、2019年6月寿命延長近代化改装完了
K-141「クルスク」
1990年3月22日起工/1994年5月16日進水/1994年12月30日納入/1995年1月20日就役
北方艦隊へ配備、2000年8月20日爆発事故により沈没
K-150「トムスク」
1991年8月27日起工/1996年7月20日進水/1996年12月30日就役
太平洋艦隊へ配備
K-329「ベルゴロド」
1992年7月24日起工/2006年に完成度80パーセントで工事中止
プロジェクト09852特殊用途原潜として2012年12月20日再起工/2019年4月23日進水/2022年7月8日就役
K-135「ヴォルゴグラード」
1993年9月2日起工/1998年1月22日に完成度49パーセントで工事中止、2012年以降に解体
K-160「バルナウル」
1993年建造開始/1998年に完成度40パーセントで工事中止、2012年以降に解体
2021年9月中旬には北方艦隊の「オリョール」が、9月末には太平洋艦隊の「オムスク」が対艦ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の長距離対艦ミサイル(グラニート/ヴルカーン)発射訓練(2021年9月)]
2022年7月15日、太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦「オムスク」と「トムスク」は3ヶ月間の洋上行動を終えてヴィリュチンスク基地へ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦オムスク、トムスク、原子力巡洋潜水艦クズバスは太平洋で3ヶ月間行動した後にカムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ帰投した]
この2隻は公式には太平洋で行動していたとしか発表されておらず、具体的に太平洋の何処で何をしていたのかといった詳細は全く公表されていません。
「3ヶ月間」という事は2022年4月上旬から洋上で行動しており、今回の記事の「2022年春と初夏の北極海での演習」と時期が一致します。
北極海演習へ参加したのは「オムスク」と「トムスク」で間違いないでしょう。
2022年7月28日0時0分配信
【氷への配置:原子力潜水艦は北方海上航路の保護へ参加する】
プロジェクト949潜水艦は戦略的に重要な航路の援護への取り組みを始めた

ロシア海軍の太平洋艦隊は、北方海上航路海域で原子力潜水艦の演習を実施したとロシア連邦国防省の情報筋は『イズベスチヤ』へ話した。
演習は春と初夏に行われた。
軍は、この海域での行動中にプロジェクト949潜水艦の能力をテストした。
北極の氷が溶けて北方海上航路に沿った輸送の進捗に伴い、この航路を援護する任務は、ますます関連性が高くなると専門家は指摘する。
プロジェクト949潜水艦は、水上と水中の双方で最も効果的な艦のハンターであると見られている。
それは兵器庫に魚雷と、そして超音速有翼ミサイルの多くの発射台が在る。

[水上と水中で]
北方海上航路海域で行動するプロジェクト949A潜水艦の能力は今年にテストされたと軍当局の情報筋は『イズベスチヤ』へ伝えた。
春と初夏に太平洋艦隊の潜水艦はこの海域で演習を実施した。
潜水艦は北方海上航路海域で行動し、結氷状況での浮上を行なった。
今、国防省の計画には、北方艦隊の艦による同様の演習が在る。
プロジェクト949潜水艦は、ソヴィエトの造船における最後の発展の内の1つである。
シリーズは1980年代から1990年代に建造された。
今日において、その代表3隻~「トヴェリ」、「オムスク」、「トムスク」は太平洋艦隊の一員として加わっている。
もう2隻~「スモレンスク」、「オリョール」は北方艦隊で勤務に就いている。
プロジェクト949潜水艦は、当初は水上艦連合部隊と戦う為に設計された。
それは魚雷とミサイル「グラニート」を搭載する。
太平洋艦隊でプロジェクト949潜水艦は第10潜水艦師団の一員として加わっており、北方艦隊では第11師団の一員である。
これらの連合部隊は公式に対空母部隊と呼ばれている事は注目される。
その任務の中には、航空母艦連合部隊との戦いに加え、敵の揚陸部隊の破壊、海上船団の狩りが有る。
少し前にプロジェクト949潜水艦の乗組員は、地上目標へのミサイル打撃への取り組みを始めた。
明らかに太平洋艦隊の潜水艦は北方海上航路の東部を保護する作戦へ取り組んでいたと軍事歴史家ドミトリー・ボルテンコフは確信している。

「明らかに、彼らは太平洋北部で対潜及び対艦作戦の訓練を行なっていました」
彼は『イズベスチヤ』へ話した。
「その任務は、おそらく非友好国の艦隊の海域への進入の阻止です。
北方艦隊は演習により北方海上航路の西部の防護へ取り組みます。
プロジェクト949潜水艦は、非常に強力で正確な兵器であるミサイル"グラニート"を装備しています。
将来的に近代化される可能性は除外されませんし、その暁には兵器庫へミサイル"カリブル"と"オーニクス"が補充されます」
北氷洋の氷の被覆面積は近い将来に減少する。
これにより、航空母艦を含む敵側の水上部隊からの脅威は増大するだろうと軍事専門家ワシーリー・カシンは『イズベスチヤ』へ話した。

「この見通しに備え、ロシア海軍司令部は、北極での行動の為のプロジェクト949潜水艦の準備を始めたと考えられます。
北方海上航路の援護は、とても責任のある任務です。
このルート上の管理は、ロシアの最も重要なアドバンテージの1つです。
これに加え、アメリカ合衆国側からの様々な攻撃が北の方向から来る可能性も有ります。
そして将来、気候変動に伴いアメリカ海軍の部隊がそこへ出現した場合、この方向の援護が必要になります」
[北方への注意]
ここ10年間の半ば以降、ロシアは北方海上航路に沿って、そして極地緯度全体で積極的に軍事インフラを作成してきた。
昨年、統合戦略司令部「北方艦隊」は、軍管区と同等の地位を獲得した。
北極の島には、沿岸ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」、高射ミサイルシステムの部隊が配置されている。
約20ヶ所の飛行場が修復或いは再建された。
フランツ・ヨシフ諸島のアレクサンドル島とノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島に全天候年間滑走路が建設された。
北方の飛行場では迎撃戦闘機が常時の当直に就いている。
北極への恒久部隊の配置に加え、部隊の移動は地域で定期的に行なわれている。
これにより、昨年11月に作戦-戦術ミサイル複合体「イスカンデル-M」は警報を受け、輸送航空機でノヴァヤゼムリャへ移送され、そこで訓練射撃が実施された。
2021年、北方艦隊艦支隊は演習を行ない、その中で北方海上航路に沿った海上揚陸部隊の上陸へ取り組んだ。
様々な地域で海軍歩兵部隊と北極自動車化射撃部隊は揚陸を行なった。
軍事的構成に加え、北極地域の開発は他にも有る。
ウラジーミル・プーチン大統領は昨年、ロシアが北極圏へ自然保護に関連するインフラを作成すると言った。
これに加え、水上での人の救助の為、環境の保護の為に使用できる緊急事態省の為の基地が作成される。
国家元首によると、気候の変動と最新砕氷船の就航に伴い、北方海上航路に沿った航海は一年中行なわれるようになる。
プロジェクト949A「アンテイ」原子力水中巡洋艦(1992年6月2日までは巡洋潜水艦)は、1980年代後半から1990年代後半にかけてセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で計14隻が起工され、この内11隻が就役しました(この他に特務原潜へ改造された1隻が就役)。
就役した11隻の内、1隻は事故により沈没し、2隻は退役、解体されています。
現在、稼働状態に在るのは5隻であり、2隻は大規模な近代化改装中、1隻は予備役です。
K-148「クラスノダール」
1982年7月22日起工/1985年3月3日進水/1986年10月12日就役
北方艦隊へ配備、1998年7月28日退役、2013年以降に解体
K-173「クラスノヤルスク」
1983年8月4日起工/1986年3月27日進水/1986年12月31日就役
太平洋艦隊へ配備、1999年4月13日退役、2014年以降に解体
K-132「イルクーツク」
1985年5月8日起工/1987年12月29日進水/1988年12月30日納入/1989年1月4日就役
太平洋艦隊へ配備、1997年11月予備役編入、2014年以降にプロジェクト949AM近代化改装開始
K-119「ヴォロネジ」
1986年5月8日起工/1988年12月16日進水/1989年12月29日納入/1989年12月30日就役
北方艦隊へ配備、2011年11月寿命延長近代化改装完了、2020年以降予備役
K-410「スモレンスク」
1986年12月9日起工/1990年1月20日/1990年12月22日就役
北方艦隊へ配備、2013年12月寿命延長近代化改装完了
K-442「チェリャビンスク」
1987年5月21日起工/990年6月16日進水/1990年12月28日納入/1990年12月29日就役
太平洋艦隊へ配備、1999年5月予備役編入、2014年以降にプロジェクト949AM近代化改装開始
K-456「トヴェリ」
1988年2月9日起工/1991年6月28日進水/1992年8月18日納入/1992年8月29日就役
太平洋艦隊へ配備
K-266「オリョール」
1989年1月19日起工/1992年5月22日進水/1992年12月30日納入/1993年1月20日就役
北方艦隊へ配備、2017年4月寿命延長近代化改装完了
K-186「オムスク」
1989年7月13日起工/1993年5月8日進水/1993年12月10日納入/1993年12月15日就役
太平洋艦隊へ配備、2019年6月寿命延長近代化改装完了
K-141「クルスク」
1990年3月22日起工/1994年5月16日進水/1994年12月30日納入/1995年1月20日就役
北方艦隊へ配備、2000年8月20日爆発事故により沈没
K-150「トムスク」
1991年8月27日起工/1996年7月20日進水/1996年12月30日就役
太平洋艦隊へ配備
K-329「ベルゴロド」
1992年7月24日起工/2006年に完成度80パーセントで工事中止
プロジェクト09852特殊用途原潜として2012年12月20日再起工/2019年4月23日進水/2022年7月8日就役
K-135「ヴォルゴグラード」
1993年9月2日起工/1998年1月22日に完成度49パーセントで工事中止、2012年以降に解体
K-160「バルナウル」
1993年建造開始/1998年に完成度40パーセントで工事中止、2012年以降に解体
2021年9月中旬には北方艦隊の「オリョール」が、9月末には太平洋艦隊の「オムスク」が対艦ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の長距離対艦ミサイル(グラニート/ヴルカーン)発射訓練(2021年9月)]
2022年7月15日、太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦「オムスク」と「トムスク」は3ヶ月間の洋上行動を終えてヴィリュチンスク基地へ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦オムスク、トムスク、原子力巡洋潜水艦クズバスは太平洋で3ヶ月間行動した後にカムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ帰投した]
この2隻は公式には太平洋で行動していたとしか発表されておらず、具体的に太平洋の何処で何をしていたのかといった詳細は全く公表されていません。
「3ヶ月間」という事は2022年4月上旬から洋上で行動しており、今回の記事の「2022年春と初夏の北極海での演習」と時期が一致します。
北極海演習へ参加したのは「オムスク」と「トムスク」で間違いないでしょう。
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