新型電池魚雷ET-1Eは国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』で展示される
- カテゴリ:ロシア海軍の艦載兵器

『タス通信』より
2022年8月11日14時0分配信
【新たな電動無騒音魚雷ET-1Eはフォーラム『アルミヤ-2022』で展示される】
モスクワ、8月11日/タス通信
18キロメートルまでの距離であらゆる水上、水中、沿岸の目標の攻撃が可能な新型電動魚雷ET-1Eは、フォーラム『アルミヤ-2022』のコーポレーション『戦術ミサイル兵器』展示ブースで提示される。
『タス通信』はコーポレーション『戦術ミサイル兵器』広報サービスより伝えられた。
「『アルミヤ-2022』の展示会で新たな電動魚雷ET-1Eを出展いたします。
これは、世界の大洋の全ての海域において、最大18キロメートルの距離であらゆる水上及び沿岸の目標、固定された海上および沿岸の物体を、浅瀬や氷の下を含め、困難な妨害環境下で攻撃できます。
航行速力は30ノットから50ノットです」
コーポレーションは話し、その主な長所は「静音性と隠密性であり、遠距離での発見は事実上不可能です」と指摘した。
コーポレーション『戦術ミサイル兵器』が話したように、ET-1Eは電化データ入力ユニットを装備する533mm魚雷発射管を持つ潜水艦で使用できる。
ET-1E は、ロシア最大の海洋魚雷及び航空爆撃兵器の開発社である国立研究-製造事業『レギオーン』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)により開発された。
更にコーポレーション『戦術ミサイル兵器』によると、展示会では『レギオーン』の他の開発が出展される~テレビジョン相関誘導弾頭を持つ調整航空爆弾KAB-500Kr、衛星誘導装置を持つ航空爆弾と爆発性弾頭のKAB-500S-E、対潜調整航空爆弾「ザゴン-1」、航空対潜ミサイルAPR-3ME、対魚雷の小型対潜複合体「パケート-E/NK」、高速水中ロケット「シクヴァール-E」兵器複合体。
コーポレーション『戦術ミサイル兵器』は、フォーラムの大規模な参加者の1つである。
コーポレーションは2015年の第1回から参加している。
コーポレーションのデモンストレーションセンターでは、高精度の航空兵器と海上兵器、更には広範囲の民間及び軍民用途のハイテク製品の最新モデルが常に展示されている。
[フォーラムについて]
国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』は、8月15日から21日までモスクワ郊外の『愛国者』展示センターで開催される。
行事はロシア国防省が主催する。
現在、ロシア海軍向けとして、幾つかの533mm魚雷が開発、生産されています。
汎用深海誘導魚雷「フィジーク」(2015年4月制式採用)
[新型誘導魚雷フィジークはロシア海軍へ制式採用された]
汎用深海誘導魚雷「フトリャル」(「フィジーク」の改良型)
[ロシア海軍の為の最新深海誘導魚雷フトリャルの試験は2017年末までに完了する]
汎用電池魚雷UET-1「イフチオザーヴル」(2018年2月に生産契約を締結)
[ロシア海軍の為の新型電池魚雷UET-1は2023年までに73基が生産される]
[ロシア海軍の為の新型電池魚雷UET-1イフチオザーヴルの生産数は2023年以降に増加する]
この他、今回の記事に登場する国立研究-製造事業『レギオーン』は、数年前から将来電池魚雷の開発を進めています。
[ロシア海軍の新世代原潜の為の重電池魚雷の試験は進められている]
国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』で展示される新型電池魚雷ET-1Eは、将来電池魚雷の輸出版でしょうか。
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