ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦ホルムスクとウスチ・イリムスクは太平洋北西部で哨戒任務に就いた
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)
『論拠と事実-カムチャツカ』より
2022年8月7日15時55分配信
【カムチャツカから「ホルムスク」と「ウスチ-イリムスク」が戦闘任務の為に出航した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、8月7日-AiF・カムチャツカ
カムチャツカから太平洋艦隊の小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」が戦闘任務を遂行する為に出航した。

ロシア北東軍集団の水域保護連合部隊の小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」は、戦闘任務を遂行する為に太平洋へ入った。
出航中の艦の主な任務は、指定海域における海上交通線の安全保障、国の海上経済ゾーンの哨戒、更には駐留場所から離れた海域の調査とロシア連邦旗のデモンストレーションに在る。
小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」の乗組員は準備段階において、長期運用の為にユニットとメカニズムの準備状態を点検する活動を行ない、任務を遂行する許可を受けた人員を艦の乗組員として配置した。
戦闘訓練の分野で乗組員は、全種類の艦載兵装からの練習射撃を行なった。

プロジェクト1124小型対潜艦MPK-191は『ハバロフスク造船工場』で1982年11月30日に起工され、1985年5月7日に進水、1986年1月7日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
当初はサハリンのコルサコフ港に駐留していました。


1987年11月には東南アジアへの遠距離航海を行ない、11月24日~28日にはベトナムのハイフォン港を公式訪問しました。
1988年1月3日に出航してインド洋へ向かい、2月25日から5月9日までペルシャ湾とオマーン湾で行動し、26隻の民間船を護送しました。
1988年6月~12月にはベトナムのカムラン港を拠点にして南シナ海で行動しました。
ソ連邦解体後、ザヴェトイ・イリイチャ港に駐留する第38水域保護艦大隊へ転属しました。

2006年6月6日~27日まで大型揚陸艦「ペレスヴェート」と共に、第2次大戦時の退役将兵を乗せてクリル諸島やカムチャツカを巡る「追憶の航海」へ参加しました。
2006年6月14付でロシア海軍総司令官令により「ホルムスク」と命名されました。
2007年7月11日~13日にホルムスクを訪問し、同市との間で後援協定を締結しました。

2012年~2015年までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で大規模修理とGKU-5ソナーのアップグレードを行ないました。

2012年に第38水域保護艦大隊は解隊され、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の第114水域保護艦旅団の第117水域保護艦大隊へ転属しました。


プロジェクト1124M小型対潜艦MPK-117は『ハバロフスク造船工場』で1990年1月22日に起工され、1991年8月28日に進水、1992年2月11日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
就役当初はルースキー島のパリス湾に駐留していました。


1996年にウラジオストク南部のウリス湾へ移転しました。

2007年7月22日にウスチ・イリムスク市と後援協定と締結しました。
2010年1月16日付でロシア海軍総司令官令により「ウスチ・イリムスク」と命名されました。
2015年初頭から2016年3月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールを行ないました。


現在はウリス湾に駐留する第165水上艦旅団の第11水域保護艦旅団に所属しています。
所属も駐留基地も違う2隻の小型対潜艦ですが、2022年8月7日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、太平洋北西部での哨戒任務に就きました。
2022年8月7日15時55分配信
【カムチャツカから「ホルムスク」と「ウスチ-イリムスク」が戦闘任務の為に出航した】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、8月7日-AiF・カムチャツカ
カムチャツカから太平洋艦隊の小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」が戦闘任務を遂行する為に出航した。

ロシア北東軍集団の水域保護連合部隊の小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」は、戦闘任務を遂行する為に太平洋へ入った。
出航中の艦の主な任務は、指定海域における海上交通線の安全保障、国の海上経済ゾーンの哨戒、更には駐留場所から離れた海域の調査とロシア連邦旗のデモンストレーションに在る。
小型対潜艦「ホルムスク」と「ウスチ・イリムスク」の乗組員は準備段階において、長期運用の為にユニットとメカニズムの準備状態を点検する活動を行ない、任務を遂行する許可を受けた人員を艦の乗組員として配置した。
戦闘訓練の分野で乗組員は、全種類の艦載兵装からの練習射撃を行なった。

プロジェクト1124小型対潜艦MPK-191は『ハバロフスク造船工場』で1982年11月30日に起工され、1985年5月7日に進水、1986年1月7日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
当初はサハリンのコルサコフ港に駐留していました。


1987年11月には東南アジアへの遠距離航海を行ない、11月24日~28日にはベトナムのハイフォン港を公式訪問しました。
1988年1月3日に出航してインド洋へ向かい、2月25日から5月9日までペルシャ湾とオマーン湾で行動し、26隻の民間船を護送しました。
1988年6月~12月にはベトナムのカムラン港を拠点にして南シナ海で行動しました。
ソ連邦解体後、ザヴェトイ・イリイチャ港に駐留する第38水域保護艦大隊へ転属しました。

2006年6月6日~27日まで大型揚陸艦「ペレスヴェート」と共に、第2次大戦時の退役将兵を乗せてクリル諸島やカムチャツカを巡る「追憶の航海」へ参加しました。
2006年6月14付でロシア海軍総司令官令により「ホルムスク」と命名されました。
2007年7月11日~13日にホルムスクを訪問し、同市との間で後援協定を締結しました。

2012年~2015年までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で大規模修理とGKU-5ソナーのアップグレードを行ないました。

2012年に第38水域保護艦大隊は解隊され、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の第114水域保護艦旅団の第117水域保護艦大隊へ転属しました。


プロジェクト1124M小型対潜艦MPK-117は『ハバロフスク造船工場』で1990年1月22日に起工され、1991年8月28日に進水、1992年2月11日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
就役当初はルースキー島のパリス湾に駐留していました。


1996年にウラジオストク南部のウリス湾へ移転しました。

2007年7月22日にウスチ・イリムスク市と後援協定と締結しました。
2010年1月16日付でロシア海軍総司令官令により「ウスチ・イリムスク」と命名されました。
2015年初頭から2016年3月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールを行ないました。


現在はウリス湾に駐留する第165水上艦旅団の第11水域保護艦旅団に所属しています。
所属も駐留基地も違う2隻の小型対潜艦ですが、2022年8月7日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、太平洋北西部での哨戒任務に就きました。
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