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ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はフランツ・ヨシフ諸島へ到着した

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『タス通信』より
2022年8月14日22時32分配信
【ロシア北方艦隊の艦は北極の島嶼の防護へ取り組む】
タス通信、8月14日

ロシア連邦北方艦隊戦闘艦支隊は、北極の島嶼ゾーンの組織的な防衛の課題へ取り組む為、フランツ・ヨシフ諸島アレクサンドラ島へ到着した。
日曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。
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「軍事船員は、島に駐留する北方艦隊戦術グループの要員と合同で北極の島嶼ゾーンの組織的な防衛の為の一連の合同行動へ取り組みます。
合同行動中、北方艦隊将兵は仮想敵海上揚陸部隊の破壊と自部隊への空中攻撃手段の撃退へ取り組みます」

艦隊は話した。

大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・・オトラコフスキー」の乗組員と沿岸ミサイル複合体「バスチオン」の要員が演習へ参加する。

広報サービスは、北方艦隊戦闘艦・支援船支隊北極航海が8月10日に始まった事を想い起こした。
フランツ・ヨシフ諸島アレクサンドラ島には、ロシア軍の最北端の軍事基地~「北極の三つ葉」ナグルスカヤ飛行場が配置されている。
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ロシア北方艦隊大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(1988年9月30日就役)は、2015年春以降は事実上予備役となっていましたが、2021年初頭からオーバーホールを開始し、2022年5月中旬に現役へ復帰しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・レフチェンコは修理を終えて現役に復帰した]

その後も何度かバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクとアドミラル・レフチェンコはバレンツ海で砲撃戦闘訓練を実施した]
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクとアドミラル・レフチェンコはバレンツ海で海上戦闘訓練を実施した]

大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(1978年7月30日就役)は、最近では2022年7月下旬にバレンツ海で演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーはバレンツ海で洋上訓練を行なう]


2022年8月10日、この2隻と大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」セヴェロモルスク基地を出航し、通算11度目の北極圏への遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は11度目の北極遠征へ出発した]
「アドミラル・レフチェンコ」は2014年以来8年ぶり、「アレクサンドル・オトラコフスキー」は2020年以来の参加となります。
(「セルゲイ・オシポフ」は毎年参加)

今回の遠征指揮官は、2018年2019年2020年2021年北極遠征と同様、北方艦隊副司令官オレグ・ゴルべフ中将です。
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8月14日、遠征部隊フランツ・ヨシフ諸島へ到着しました。
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