ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは最終艤装を行なう



2022年8月中旬、サンクトペテルブルクの『アルマーズ』造船所で建造中の砕氷船「「エヴパチー・コロヴラト」は造船所の岸壁を離れました。

プロジェクト21180M砕氷船の1番船「エヴパチー・コロヴラト」は、2018年12月12日にサンクトペテルブルクの『アルマーズ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは起工された]
プロジェクト21180Mは、プロジェクト21180(イリヤー・ムーロメツ)を小型化した砕氷船であり、基本的な機能は同一です。
プロジェクト21180砕氷船(イリヤー・ムーロメツ)

プロジェクト21180M砕氷船

「エヴパチー・コロヴラト」は2020年11月20日に造船台を出た後、浮きドックへ移されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは造船台を出た]
浮きドック上の「エヴパチー・コロヴラト」(2020年11月22日)


2020年12月末に浮きドックから進水しました。
2020年12月28日

進水後は『アルマーズ』造船所の岸壁で艤装工事が続けられました。
2021年4月4日

2021年7月21日

2021年9月16日

2021年12月8日

2022年4月19日

2022年6月2日

2022年7月18日

2022年8月7日

2022年8月中旬、「エヴパチー・コロヴラト」は『アルマーズ』造船所の岸壁を離れ、同じサンクトペテルブルク市内の『バルト工場』へ曳航されて行きました。

「エヴパチー・コロヴラト」は『バルト工場』で上部のマストなどを取り付ける最終艤装を行ない、その後、洋上試験を開始します。

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