ロシア海軍の将来リチウムイオン電池無人潜水艇スロッガート-V
- カテゴリ:ロシア海軍の艦載兵器

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年8月18日3時19分配信
【中央設計局『ルビーン』は無人艇「スロッガート-V」の特性について話した】
クビンカ (モスクワ州)、8月18日-ロシア通信社ノーボスチ
中央設計局『ルビーン』はフォーラム『アルミヤ-2022』で、潜水艦の行動を模倣する最新の水中無人艇「スロッガート-V」(誘導機、Surrogate-W)を発表し、その特性を初めて『ロシア通信社ノーボスチ』へ話した。
プロジェクト「スロッガート」無人艇の話が初めて出たのはフォーラム『アルミヤ-2021』だったが、その特性は明らかにされなかった。
「中央設計局『ルビーン』はフォーラム『アルミヤ-2022』展示会で、将来超重自動水中ロボットのヴィジョンを示しました。
潜水艦との合同行動の為に意図された無人装置は、スロッガート-V(誘導機)と命名されました」
中央設計局の代理人は指摘した。
彼は、無人装置は約40トンの排水量を保持しており、先進技術の使用により、その機能は大幅に拡張される事を明らかにした。
新型のリチウムイオン電池を使用する事により、航続距離は800海里に増加する。
装置は更に、搭載艦の艦内と海底ステーションで充電する事が出来る。
加えて、電気化学発電機に基づく発電装置のヴァージョンも開発される。

「計画によると、スロッガート-Vは、先ず第一に、その隠密性の維持と回復に関し、有人潜水艦の行動を支援します。
『誘導機』は『先導者』の偽装が剝がれるかもしれない任務を選定し、自身で遂行します~通信、アクティブ捜索手段の使用」
『ルビーン』の代理人は締め括った。
海洋工学中央設計局『ルビーン』は、潜水艦と水中無人装置の設計を専門とする。
ロシア海軍の潜水艦の大部分は、「ボレイ」級戦略原子力潜水艦と通常動力潜水艦「ワルシャワンカ」及び「ラーダ」を含め、『ルビーン』が設計した。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年8月18日9時54分配信
【中央設計局『ルビーン』は無人艇「スロッガート-V」の機能について話した】
クビンカ (モスクワ州)、8月18日-ロシア通信社ノーボスチ
水中無人艇「スロッガート-V」は、潜水艦の行動を模倣して敵を誤ったコースへ導くのみならず、自身へ攻撃を受ける事も出来る。
中央設計局『ルビーン』の代理人は『ロシア通信社ノーボスチ』へ話した。
音響の助力により潜水艦の姿を模倣する無人艇「スロッガート-V」プロジェクトは、フォーラム『アルミヤ-2022』で初めて発表された。
「スロッガート-Vの重要な機能は、カバーする潜水艦の模倣です。
僚艇は敵を誤ったコースへ導き、迂回機動を行ない、最後には自身へ攻撃を受けます」
『ルビーン』の代理人は話した。
彼は、最初のバージョンと同様に、新たな「スロッガート-V」は、潜水艦の主要任務から気を逸らさず、現実性を保持しつつ危険を回避する為に海軍演習の標的としても機能できる事を強調した。
発射装置に搭載された対ソナー手段の存在により、非常に複雑な戦術エピソードのシミュレートも可能になる。
これら全ての能力は、潜水艦を探知する新たな手段と新たな対潜兵器の試験にも使用できる。
「潜水艦とは異なり、ロボットは小サイズで機動性が有るが故に破壊が少なからず難しく、例えばアクティブソナーなどのカバーされない方法で敵を探知する為に使用できます」
中央設計局の代理人は述べた。
無人艇「スロッガート-V」の排水量は40トン、航続距離は800海里である。
海洋工学中央設計局『ルビーン』は、潜水艦と水中無人装置の設計を専門とする。
ロシア海軍の潜水艦の大部分は、「ボレイ」級戦略原子力潜水艦と通常動力潜水艦「ワルシャワンカ」及び「ラーダ」を含め、『ルビーン』が設計した。
『ロシア通信社ノーボスチ』はフォーラム『アルミヤ-2022』の公式通信社である。
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