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ケルチ造船工場『ザリフ』はロシア海軍の将来航空母艦を建造できる

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『タス通信』より
2022年8月18日19時31分配信
【『アク・バルス』は工場『ザリフ』での将来の航空母艦の建造について話した】
愛国者公園、8月18日/タス通信

B.E.ブトマ記念造船工場『ザリフ』(造船営団『アク・バルス』へ加入)は、航空母艦を建造する為の全ての技術的能力を持っている。
『タス通信』は木曜日にフォーラム『アルミヤ-2022』のロビーで営団総取締役レナート・ミスタホフより伝えられた。
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「(航空母艦を建造する為の)技術的能力が工場には有ります。
今日において、そこには全てを配置できます。
何故ならば、適切な敷地とインフラを有しておりますので」
ミスタホフは話した。
「私共は、同社を近代化する為の多くの作業を行なっております。
さて、私共が現在、この造船所で建造している艦は、特定の専門分野を獲得する為にそれを行なっております」

彼は、同社の能力を考慮した将来の航空母艦の建造についての『タス通信』の質問に、こう答えた。

同時にミスタホフは、このような決定は国が下すと述べた。
「我々の主な課題は、生産準備の枠組みで工場の開発、我々の専門家の知識と技能の開発を保障する事です。
ただ1つ、あらゆる企業の開発は、より多くを望む事を可能にすると言いたいのです」

営団の総取締役は強調した。

工場『ザリフ』は、クリミア最大の造船・造修企業である。
それはケルチ市の南部に位置している。



造船営団『アク・バルス』は、ロシアの造船関連企業の大半を傘下に収める『統合造船業営団』とは全く別の企業です。
従って、『統合造船業営団』にも加入していません。

『アク・バルス』の傘下には、ロシア内陸部ゼレノドリスク市『ゴーリキー記念造船工場』『ゼレノドリスク計画設計局』、そしてクリミア半島ケルチ市ボリス・ブートマ記念造船工場『ザリフ』などが入っています。
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『アク・バルス』傘下の造船所では、プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦プロジェクト22160哨戒艦プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の一部、プロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦(イワン・ロゴフ型)プロジェクト03182R中型偵察艦が建造されています。

ただ、『統合造船業営団』傘下の設計局が設計したプロジェクト22160プロジェクト22800『アク・バルス』傘下の造船所で建造され、その逆に『ゼレノドリスク計画設計局』が設計した艦船が『統合造船業営団』傘下の造船所で建造されているケースも有るので、『統合造船業営団』と全く繋がりが無いというわけではありません。

『アク・バルス』傘下の『ザリフ』は、ロシア造船所でも最大規模の乾ドック(全長360メートル、幅60メートル)を有しています。
[クリミア半島ケルチの造船工場『ザリフ』は生産設備を近代化する]

現在、造船工場『ザリフ』では4万トン級のプロジェクト23900汎用揚陸ヘリコプター母艦2隻が建造されていますが、『アク・バルス』総取締役レナート・ミスタホフ氏(2018年4月27日から現職)は、この実績を足掛かりにしてロシア海軍将来航空母艦の建造受注も視野に入れているようです。

なお、汎用揚陸ヘリコプター母艦も、当初は『統合造船業営団』傘下の造船所(『バルト工場』『北方造船所』)での建造が有力視されていましたが、結局は『アク・バルス』が受注しました。
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