ヴィクトール・ソコロフ中将はロシア海軍黒海艦隊司令官代行に任命された
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)

『タス通信』より
2022年8月19日17時22分配信
【ヴィクトール・ソコロフは黒海艦隊司令官代行に任命された】
セヴァストーポリ、8月19日/タス通信
以前にクズネツォフ提督記念海軍大学校校長のポストに在ったヴィクトール・ソコロフ中将は、黒海艦隊司令官代行に任命された。
「私が黒海艦隊司令官代行に任命されました」
ソコロフは金曜日の若い士官との会合で述べた。
彼は、8月10日付の国防相令により任命された事を明らかにした。
ソコロフは2020年から大学校を率いていた。
1985年に海軍学校を卒業した後、様々な艦隊で勤務した。
2013~2020年には北方艦隊副司令官のポストに従事した。
ヴィクトール・ニコラエヴィチ・ソコロフは1962年4月4日に生まれ、1982年8月1日にM.V.フルンゼ記念海軍高等学校へ入学し、1985年6月30日にを卒業しました。

1985年8月~1987年8月に太平洋艦隊の警備艦SKR-61の水雷戦闘班長、1987年8月~1989年10月に海洋掃海艦「ヤコリ」水雷戦闘班長、1989年10月~1990年12月に基地掃海艦BT-51水雷戦闘班長、1990年12月~1991年12月に海洋掃海艦「ヤコリ」副長、1992年9月~1993年9月に海洋掃海艦「ザリャド」艦長を務めました。
1993年9月~1994年9月に太平洋艦隊の第187掃海艦大隊参謀長、1994年9月~1995年8月に第81掃海艦大隊司令を務めました。
1995年9月1日にN.G.クズネツォフ記念海軍大学校へ入学し、1998年7月30日に卒業しました。
1998年8月~2000年6月に太平洋艦隊作戦管理部長、2000年6月~2002年9月に第165水上艦旅団参謀長、2002年9月~2004年9月に第165水上艦旅団司令を務めました。
2004年9月にロシア連邦軍参謀本部アカデミーへ入学し、2006年7月に卒業しました。
2006年8月~2010年8月に沿海地方多種戦力小艦隊副司令官、2010年8月~2012年9月に沿海地方多種戦力小艦隊司令官を務めました。
この間、2009年1月~4月には太平洋艦隊の第1次アデン湾派遣海賊対処部隊指揮官を務めました。
[ロシア海軍第2次ソマリア遠征]
2011年に少将へ昇進しました。
2012年9月~2013年8月には北方艦隊のコラ多種戦力小艦隊司令官を務めました。
2013年8月~2019年12月に北方艦隊副司令官を務め、2014年には中将に昇進しました。
2016年10月~2017年2月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする「空母機動部隊」の指揮官として地中海遠征を行ない、シリア空爆作戦の指揮を取りました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]
2020年1月~2022年8月初頭までN.G.クズネツォフ記念海軍大学校校長を務めました。
そして2022年8月10日付でイーゴリ・オシポフ大将に代わり黒海艦隊司令官代行に任命されました。

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