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ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で艦対空ミサイルと130mm連装砲の実弾射撃を実施した

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『タス通信』より
2022年8月20日23時41分配信
【北方艦隊の艦はバレンツ海でミサイル及び砲射撃を実施した】
タス通信、8月20日

北方艦隊の艦は、バレンツ海で空中標的へのミサイル及び砲射撃を伴う対空防衛演習を実施した。
土曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「多種打撃力グループの北方艦隊演習実行の枠組みにおいて、艦は海上航空隊と連携し、バレンツ海で高射ミサイル及び砲の実弾射撃を伴う艦支隊の対空防衛の複合演習へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。

演習には、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」戦隊水雷艦(駆逐艦)「アドミラル・ウシャコーフ」戦闘機Su-33爆撃機Su-24、そして更にミサイル標的「サマン」の発射を実施したコラ多種戦力小艦隊小型対潜艦が関わった。

演習の筋書きの下で北方艦隊艦支隊は仮想敵の有翼ミサイル航空機に攻撃された。
航空機の攻撃アプローチは、北方艦隊航空・防空軍の飛行士が模した。
艦の戦闘班は、砲及び高射ミサイル兵器の電波技術複合体システムによる追跡を行ない、攻撃からの仮想反撃を行なった。

「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」の乗組員は、ミサイル標的への高射ミサイルの実弾射撃を行ない、その撃破に成功した。
射撃は、海上発射高射ミサイルシステム「フォルト」「ウラガーン」により行なわれた。
更に艦は、空中目標へ汎用口径砲AK-130を使用した。
バレンツ海の演習海域は、民間海上航行及び航空機の飛行の為に閉鎖され、射撃実施後、多種打撃力グループは演習計画による海上行動を続けた。

北極圏での危機的状況を解決する為の多種打撃力グループの計画演習は北方艦隊で8月17日に始まり、終末まで続く。
それには10隻以上の水上艦及び潜水艦、そして更に第45航空・防空軍航空隊と対空防衛部隊が関わった。
最大の演習参加艦は北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」である。
演習中、バレンツ海での防衛、そして更に敵の封じ込め、北極圏ロシアの島及び沿岸への攻撃の撃退の課題へ取り組む。



北方艦隊バレンツ海(北極圏)演習は8月17日から始まり、北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)を始めとする10隻以上の水上艦潜水艦航空部隊が参加します。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは北極圏の演習へ参加する]

8月20日には「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」が対空防衛演習で艦対空ミサイル130mm連装砲の実弾射撃を行ないました。
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