ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはノヴァヤ・ゼムリャ島沖で超音速対艦ミサイル「グラニート」を発射した
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2020年-)
『タス通信』より
2022年8月24日11時3分配信
【巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は海上目標への有翼ミサイル「グラニート」の練習発射を実行した】
モスクワ、8月24日/タス通信
北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、演習で海上目標への有翼ミサイル「グラニート」の練習戦闘発射を実行した。
水曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。
「バレンツ海で行なわれている多種打撃力グループの北方艦隊演習の枠組みにおいて、北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはノヴァヤゼムリャ群島海域の位置の標的への有翼ミサイル・グラニートの発射を実行しました」
声明では、こう述べられた。

広報サービスは、客観的監視データから、200キロメートル以上離れた練習海上目標は成功裏に撃破された事を明らかにした。
更に北極の海上交通線を防護する演習の枠組みで、巡洋艦の乗組員は仮想敵艦との海上砲撃戦闘へ取り組んだ。
射撃は、130mm砲装置AK-130の戦闘班により行なわれた。
以前、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は戦隊水雷艦(駆逐艦)「アドミラル・ウシャコーフ」と連携し、空中目標への高射ミサイル及び砲の実弾射撃を実施した。
ミサイル射撃を行なうバレンツ海エリアは、一時的に民間海上航行及び航空機の飛行の為に閉鎖された。
北方艦隊のバレンツ海(北極圏)演習は8月17日から始まり、北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)を始めとする10隻以上の水上艦と潜水艦、航空部隊が参加しています。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは北極圏の演習へ参加する]
8月20日には「ピョートル・ヴェリキー」と「アドミラル・ウシャコーフ」が対空防衛演習で艦対空ミサイルと130mm連装砲の実弾射撃を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で艦対空ミサイルと130mm連装砲の実弾射撃を実施した]
8月22日には「アドミラル・ウシャコーフ」がバレンツ海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]
8月24日には「ピョートル・ヴェリキー」がノヴァヤ・ゼムリャ島沖の海上目標へ超音速対艦ミサイル「グラニート」を発射しました。
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