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バレンツ海(北極圏)演習へ参加した北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した

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『タス通信』より
2022年8月26日21時4分配信
【北方艦隊の艦は北極で多種戦力演習任務を完了して基地へ戻った】
ムルマンスク、8月26日/タス通信

バレンツ海北極の島嶼沿岸での打撃グループ演習へ関わり、戦闘演習任務を遂行した北方艦隊の艦と潜水艦、そして更に航空隊は基地へ戻った。
合計で有翼ミサイル発射を含む約30の戦闘訓練へ取り組んだ。
金曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「北方艦隊の水上艦、潜水艦、航空隊はバレンツ海で行なわれた多種打撃力グループ演習の枠組みでの合同行動を完了しました。
全ての演習参加者はコラ半島の恒久駐留所へ戻りました」

声明では、こう述べられた。

演習には、艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、戦隊水雷艦(駆逐艦)「アドミラル・ウシャコーフ」、数隻の原子力潜水艦及びディーゼルエレクトリック潜水艦を含む10隻以上の戦闘艦が関わった事が指摘された。
「演習中、2回の有翼有翼ミサイル射撃、数回の魚雷射撃、そして更に高射ミサイル射撃を含めた兵器を使用する約30回の戦闘訓練へ取り組みました」
北方艦隊
広報サービスは付け加えた。

北方艦隊北極の危機的状況を解決する為の多種打撃グループ計画演習は8月17日に始まった。
それには10隻以上の水上艦潜水艦、そして更に第45航空・防空軍の航空隊及び対空防衛部隊が関わった。
演習中、バレンツ海での防衛、敵の封じ込め、北極圏ロシアの島及び沿岸への攻撃の撃退の課題へ取り組んだ。



北方艦隊バレンツ海(北極圏)演習は8月17日から始まり、北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)を始めとする10隻以上の水上艦潜水艦航空部隊が参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは北極圏の演習へ参加する]

8月20日には「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」が対空防衛演習で艦対空ミサイル130mm連装砲の実弾射撃を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で艦対空ミサイルと130mm連装砲の実弾射撃を実施した]

8月22日には「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した]

8月23日には「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」対潜哨戒機Il-38及び対潜ヘリコプターKa-27と共にバレンツ海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で対潜戦闘訓練を実施した]

8月24日には「ピョートル・ヴェリキー」ノヴァヤ・ゼムリャ島沖の海上目標へ超音速対艦ミサイル「グラニート」を発射しました。

[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはノヴァヤ・ゼムリャ島沖で超音速対艦ミサイル「グラニート」を発射した]

演習完了後、8月26日までに演習参加艦は母港へ帰投しました。
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