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ロシア海軍バルト艦隊は最新潜水艦ウファとクロンシュタットの洋上試験をサポートする

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年9月1日14時32分配信
【バルト艦隊の部隊は2隻の潜水艦の試験の為に海上へ出航した】
モスクワ、9月1日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアバルト艦隊の艦と航空隊は、2隻のディーゼルエレクトリック潜水艦「ウファ」「クロンシュタット」の工場試験の際に海上へ出航した。
木曜日にバルト艦隊広報サービスは発表した。

これら2隻の潜水艦は、異なるプロジェクトに属している:「ウファ」プロジェクト636「ワルシャワンカ」「クロンシュタット」プロジェクト677「ラーダ」に属している。

「バルト艦隊の海上航空隊、戦闘艦、救助部隊と支援船は、艦隊の海上射爆場で最新ディーゼルエレクトリック潜水艦ウファとクロンシュタットの次の工場航行試験段階の支援を行ないます」
声明では、こう述べられた。

バルト艦隊海上射爆場では、潜水艦の乗組員が業界の代表と共に、海上で艦のシステムとメカニズムの動作性能を点検し、魚雷ロケット兵器をテストし、水中位置での機動性の要素と最大速力での操舵装置を点検する。

「海上での指示された任務を遂行した後、全ての艦船は恒久駐留所~バルチースク市へ戻ります」
バルト艦隊
は伝えた。

「ウファ」太平洋艦隊の為の潜水艦シリーズの4隻目であり、2019年11月に起工され、2022年3月31日に進水した。
シリーズの最初の3隻の潜水艦は既に海軍へ受け入れられている:トップ艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は2019年、最初の生産艦「ヴォルホフ」は2020年、第2の生産艦「マガダン」は2021年に海軍へ引き渡された。
最初の2隻の潜水艦は既にカムチャツカへの恒久配備場所へ送られ、第3の潜水艦は未だバルト海に留まっている。

第5及び第6の2隻の潜水艦「モジャイスク」「ヤクーツク」は、同じ日の2021年8月23日に起工された。
モジャイスク」は2023年、「ヤクーツク」は2024年に進水する。
シリーズ最後の潜水艦は2024年に海軍へ引き渡されなければならない。

「クロンシュタット」プロジェクト677潜水艦の最初の生産艦であり、 2018年に進水し、海軍への引き渡しは2022年に計画されている。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の4番艦(黒海艦隊向けを含めた06363潜水艦全体では通算10番艦)B-588「ウファ」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2019年11月1日に起工されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]

2022年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト06363潜水艦ウファはサンクトペテルブルクで進水した]

2022年6月25日から洋上試験(工場航行試験)を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト06363潜水艦ウファはバルト海で洋上試験を行なっている]
ロシア海軍への引き渡しは2022年末に予定されています。


ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」の2番艦B-586「クロンシュタット」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2005年7月28日に起工されましたが、2009年に一旦工事は凍結され、2013年夏以降に工事が再開されました。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2018年9月20日に進水しました。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは進水した]


2021年12月17日から洋上試験(工場航行試験)を行なっています。
[ロシア海軍の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは工場航行試験の最終段階を開始した]
ロシア海軍への引き渡しは2022年末に予定されています。


2隻の潜水艦の洋上試験はバルト海(フィンランド湾)で行なわれており、バルト艦隊の艦船と航空機が試験の支援任務に従事しています。
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