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白海で巡航ミサイル「カリブル」を発射したロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦ムィティシは母港バルチースクへ戻る

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『Korabel.Ru』より
2022年9月5日7時44分配信
【小型ロケット艦「ムィティシ」は艦隊間移動を行なう】

現在、バルト艦隊小型ロケット艦は、白海-バルト運河、ラドガ湖を通過する内陸水路を進んでおり、数日後にはネヴァ川へ入る。
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その後、艦は物資を補充する為にクロンシュタット港へ寄港すると西方軍管区広報サービスは発表した。

8月末、「ムィティシ」乗組員は北方艦隊の海上射爆場へ出航し、そこでチジャ射爆場に配置された沿岸目標への海上発射有翼ミサイル「カリブル」の射撃を実施した。

客観的監視手段によると、高精度有翼ミサイルは成功裏に沿岸標的へ命中した。

小型ロケット艦「ムィティシ」バルチースク市の恒久駐留所バルチースク海軍基地へ到着した後、総計3000海里を走破する。
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦です。

元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、『アルマーズ』設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ムィティシ」(567)は、サンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で2015年12月24日に起工され、2017年7月29日に進水し、2018年12月17日にロシア海軍へ引き渡され、、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
起工時の艦名は「ウラガーン」でしたが、就役前に「ムィティシ」へ改名されました。

2019年2月9日、同名の都市と後援協定を締結しました。

[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

2019年5月中旬に他の小型ロケット艦と共に訓練を行なう「ムィティシ」


2019年6月25日~30日に開催された国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2019』ではクロンシュタットで展示されました。

2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロン『IMDS-2019』で展示されました。
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2019年8月上旬にバルト海で実施された演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。


2020年2月末に砲撃訓練を行なう「ムィティシ」


2020年7月26日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルクで行なわれた観艦式へ参加しました。
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2020年8月上旬にロシア海軍演習『大洋の盾-2020』へ参加し、北海へ進出してミサイル模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭水上戦闘艦6隻は北海でミサイル発射訓練を行なった]

2021年3月15日には同型艦「ソヴィェツク」(2019年10月12日就役)と共にバルト海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦ムィティシとソヴィェツクはバルト海で砲撃訓練を行なった]

2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバルト海で実施されたバルト艦隊の演習へ参加しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦3隻はカリーニングラード州沖で対空射撃訓練を実施した]

2022年7月23日にバルト海巡航ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦ムィティシはバルト海でミサイルの模擬発射訓練を実施した]

8月上旬にロシア内陸水路経由で白海へ回航されました。
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8月23日に巡航ミサイル「カリブル」チジャ射爆場の地上目標へ発射しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦ムィティシは白海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]

9月初頭、「ムィティシ」は再び内陸水路へ入り、母港バルチースクへの帰路に就きました。

「ムィティシ」は就役前の2018年10月にも白海巡航ミサイル「カリブル」の発射試験を行なっています。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した]


プロジェクト22800小型ロケット艦は、リードヤードであるサンクトペテルブルク『ペラ』造船工場で7隻(うち3隻は船体を下請けのフェオドシヤ造船所で建造)、ロシア内陸部ゼレノドリスク『ゴーリキー記念造船工場』で5隻(最初の3隻は下請けのケルチ造船工場ザリフで建造)、極東『アムール造船工場』で4隻の計16隻が起工されており、この内の3隻が就役しています。

[『ペラ』造船工場建造艦]
(工場番号254、255、256は下請けのフェオドシヤ造船工場『モーリェ』で船体を建造)
「ムィティシ」«Мытищи»(工場番号251)
2015年12月24日起工/2017年7月29日進水/2018年12月17日就役
バルト艦隊へ配備

「ソヴィェツク」«Советск»(工場番号252)
2015年12月24日起工/201711月24日進水/2019年10月12日就役
バルト艦隊へ配備

「オジンツォボ」«Одинцово»(工場番号253)
2016年7月29日起工/2018年5月5日進水/2020年11月21日就役
バルト艦隊へ配備

「コゼリスク」«Козельск»(工場番号254)
2016年5月10日起工/2019年10月9日進水

「オホーツク」«Охотск»(工場番号255)
2017年3月17日起工/2019年10月29日進水

「ヴィフリ」«Вихрь»(工場番号256)
2017年12月19日起工/2019年11月13日進水

「ブーリャ」«Буря»(工場番号257)
2016年12月24日起工/2018年10月23日進水/2022年末就役予定
バルト艦隊へ配備予定

[『ゴーリキー記念造船工場』建造艦]
(工場番号801、802、803は下請けのケルチ造船工場『ザリフ』で建造)
「ツィクロン」«Циклон»(工場番号801)
2016年7月26日起工/2020年7月24日進水/2022年就役予定
黒海艦隊へ配備

「アスコリド」«Аскольд»(工場番号802)
2016年11月18日起工/2021年9月21日進水/2023年就役予定
黒海艦隊へ配備予定

「アムール」«Амур»(工場番号803)
2017年7月30日起工/2022年進水予定/2023年就役予定
黒海艦隊へ配備予定

「トゥーチャ」«Туча»(工場番号804)
2019年2月26日起工/2022年進水予定/2023年以降就役予定

「タイフーン」«Тайфун»(工場番号805)
2019年9月11日起工/2022年進水予定/2023年以降就役予定

[『アムール造船工場』建造艦]
「ルジェフ」«Ржев»(工場番号201)
2019年7月1日起工/2023年進水予定/2023年就役予定
太平洋艦隊へ配備予定

「ウドムリャ」«Удомля»(工場番号202)
2019年7月1日起工/2023年進水予定/2023年就役予定
太平洋艦隊へ配備予定

「パヴロフスク」«Павловск»(工場番号203)
2020年7月29日起工/2024年就役予定
太平洋艦隊へ配備予定

「ウスリースク」«Уссурийск»(工場番号204)
2019年12月26日起工/2024年就役予定
太平洋艦隊へ配備予定
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