ロシア海軍バルト艦隊の15隻以上の艦船はバルト海で演習を開始した
- カテゴリ:ロシア海軍バルト艦隊(2020年-)

『タス通信』より
2022年9月21日23時43分配信
【バルト艦隊の15隻以上の艦船は指揮参謀演習の課題を解決する為に海上へ出航した】
カリーニングラード、9月21日/タス通信
バルト艦隊の15隻以上の水上戦闘艦艇と支援船は、双務指揮参謀演習の枠組みでの実地行動への取り組みへ着手した。
水曜日に艦隊広報サービスは発表した。
戦術グループの艦は、艦隊の艦グループが演習任務を遂行する為にバルト海の指定海域へ展開する為に駐留所から出航した。
「演習には、警備艦、コルベット、小型ロケット艦、ロケット艇、小型対潜艦、基地掃海艦及び泊地掃海艦、そして更に物資-装備供給船を含む15隻以上の戦闘艦艇と支援船が参加します」
広報サービスは話した。
今後数日間、艦は意図された任務~部隊の展開の為の対機雷保障、泊地へ停泊している艦艇の対潜-対破壊工作防衛~を果たす。
更に艦グループには、射撃による仮想敵空中攻撃手段の撃退、海上戦闘訓練の実施、実際のミサイル及び砲射撃の為の合同行動への取り組みが待ち受けている。
沿岸ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」の要員は、カリーニングラード州の沿岸を揚陸部隊の危険から防護する為の戦術行動及び方法へ取り組む。
艦隊広報サービスが以前に発表したように、9月19日に始まった演習には、合計で15隻以上の水上艦艇と支援船の乗組員、1500名以上の軍人、50両以上の軍用及び特殊車両、そして更にバルト艦隊海上航空隊の航空機とヘリコプターが参加する。


現在、バルト艦隊のバルチースク海軍基地には、同艦隊の主力水上艦艇が駐留しています。
[第128水上艦旅団]
・プロジェクト956駆逐艦
「ナストーイチヴイ」(1993年3月27日就役)
・プロジェクト11540警備艦
「ネウストラシムイ」(1993年1月24日就役)
「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)
・プロジェクト20380コルベット
「ステレグーシチー」(2008年2月27日就役)
「ソーブラジテルヌイ」(2011年10月14日就役)
「ボイキー」(2013年5月16日就役)
「ストイーキー」(2014年7月27日就役)
[第36ロケット艇旅団]
第1親衛ロケット艇大隊
・プロジェクト12411ロケット艇
R-129「クズネツク」(1985年12月28日就役)
R-257(1986年10月31日就役)
R-187「ザレチヌイ」(1989年3月4日就役)
R-291「ディミトロフグラード」(1991年5月30日就役)
R-293「モルシャンスク」(1992年3月23日就役)
R-2「チュヴァシヤ」(2000年2月26日就役)
・プロジェクト22800小型ロケット艦
「ムィティシ」(2018年12月17日就役)
「ソヴィェツク」(2019年10月12日就役)
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「オジンツォボ」(2020年11月21日就役)
第106小型ロケット艦大隊
・プロジェクト12341小型ロケット艦
「ズイビ」(1989年9月26日就役)
「ゲイゼル」(1989年12月27日就役)
「パッサート」(1990年12月6日就役)
「リヴェン」(1991年10月25日就役)
・プロジェクト21631小型ロケット艦
「ゼリョヌイ・ドル」(2015年12月12日就役)
「セルプホフ」(2015年12月12日就役)
[第64水域保護艦旅団]
第264対潜艦大隊
・プロジェクト1331M小型対潜艦
MPK-224「アレクシン」(1989年3月31日就役)
MPK-227「カバルディノ・バルカリヤ」(1989年6月29日就役)
MPK-229「カルムイキア」(1990年4月6日就役)
第323掃海艦大隊
・プロジェクト12700対機雷防衛艦
「アレクサンドル・オブホフ」(2016年12月9日就役)
・プロジェクト1265基地掃海艦
「アレクサンドル・レベジェフ」(1989年7月15日就役)
「レオニード・ソボリョフ」(1990年11月24日就役)
BT-212「ノヴォチェボクカルスク」(1991年12月22日就役)
BT-213「セルゲイ・コルバシエフ」(1992年9月8日就役)
この他、カリーニングラード州のドンスコエに駐留する第25独立沿岸ロケット旅団には地対艦ミサイル「バスチオン」と「バル」が配備されています。
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