ロシア海軍北方艦隊の対潜ヘリコプターKa-27はバレンツ海で潜水艦捜索演習を実施した
- カテゴリ:ロシアの艦載ヘリコプター
『ズヴェズダーテレビ』より
2022年9月27日17時7分配信
【ヘリコプターKa-27はバレンツ海で「敵」潜水艦を探知した】
北方艦隊の対潜ヘリコプターKa-27の乗員は、バレンツ海で潜水艦の捜索演習を実施した。
業務は戦闘訓練コースの枠組みで行なわれた。
ヘリコプター乗員は午前から飛行した。
シフトとシフトごとに着陸と新たな離陸が行なわれた。
仮想敵潜水艦を捜索し、それを探知し、電波位置測定機器(レーダー)及び水中音響機器(ソナー)の助力により潜水艦を探知、追尾する戦術動作へ取り組んだ。
Ka-27は故障の無いヘリコプターと呼ばれている。
それはあらゆる時間帯に様々な気候条件で戦闘任務を遂行できる。
高精度自動操縦装置を装備しており、水中音響ステーション(ソナー)の降下に必要な特定地点での長時間のホバリングを可能にする。
Ka-27の照準-捜索システムは潜水艦を探知し、その座標、移動データを特定し、兵器の使用を推奨する。
対潜ヘリコプターKa-27は、1978年に初飛行し、長期に渡り軍へ配備されているにも関わらず、依然として潜水艦の探知、追尾、破壊の為の最高の回転翼機の1つである。
戦闘訓練への取り組みに加え、この日、海上飛行士は編隊飛行任務を遂行した。

現在、ロシア海軍は、艦載対潜ヘリコプターKa-27PLを50機以上保有しており、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊の海軍航空隊で運用されています。
これらのKa-27PLは、電子機器を換装する近代化改装が行なわれ、Ka-27Mへアップグレードされます。
[ロシア海軍は艦載ヘリコプターKa-27Mを発注する]
Ka-27Mへの近代化改修作業は『クメルタウ航空機製造事業』で実施されています。
[ロシアン・ヘリコプターズはロシア海軍航空隊へ近代化されたヘリコプターKa-27Mを供給する準備を整えている]

Ka-27M試作機(0909号機)は、北方艦隊で試験が行なわれました。
[艦載ヘリコプターKa-27Mの試験は北方艦隊で行なわれている]
北方艦隊には8機程度のKa-27Mが配備されており、Ka-27PLと共にセヴェロモルスク-1飛行場に駐留するキルケネス赤旗・第830独立艦上対潜ヘリコプター連隊(2個混成飛行中隊で構成)に所属しています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上対潜ヘリコプターの3分の1が近代化されたKa-27Mとなった]




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