ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はオホーツク海で潜水艦捜索演習を実施した
- カテゴリ:遠距離対潜哨戒機Tu-142

『Aviation EXplorer』より
2022年10月14日配信
【太平洋艦隊のTu-142乗組員はオホーツク海で仮想敵潜水艦の捜索を行なった】
2022年10月14日、AEX.RU
太平洋艦隊海上航空隊の航空機Tu-142の乗員は、オホーツク海エリアで対潜任務へ取り組む練習-訓練飛行を実施した。
ロシア国防省の東方軍管区広報サービスは発表した。
飛行中、2機の航空機Tu-142の乗員はハバロフスク地方の飛行場の1つから離陸し、仮想敵潜水艦を探知する特殊標準手段を使用する捜索行動を実施した。
6時間以上に及んだ飛行は、目印と電波技術航空航法手段の無い水面上の困難な水文気象条件下で行なわれた。
練習-訓練飛行は戦闘訓練計画に沿って行なわれた。
全ての飛行任務は完全に遂行された。
ソ連/ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。
現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊と太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊のTu-142は、ハバロフスク地方のカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に駐留する第7062航空基地の独立対潜飛行隊へ配備されています。
カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)



最近では、2022年6月上旬に実施された太平洋艦隊の演習へ参加しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)]
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