fc2ブログ

ロシア海軍太平洋艦隊の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクは洋上試験を続けている

22-1101a.jpg
『タス通信』より
2022年11月1日9時25分配信
【『セヴマシュ』は多目的原子力潜水艦「クラスノヤルスク」の海上試験について伝えた】
モスクワ、11月1日/タス通信

プロジェクト885M多目的原子力潜水艦の第2の生産艦「クラスノヤルスク」は海上で試験を行なっている。
北方機械製造事業(『セヴマシュ』『統合造船業営団』へ加入)総取締役ミハイル・ブドニチェンコ『タス通信』へ伝えた。

「今年にはプロジェクト09852調査原子力潜水艦ベルゴロドの試験が完了し、既に御客様へ御引き渡ししました。
プロジェクト955A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ゲネラリーシムス・スヴォーロフは御引き渡しを準備しており、プロジェクト885M多目的原子力潜水艦クラスノヤルスクは海上で試験を進めております」

彼は話した。

6月27日、『タス通信』原子力潜水艦「クラスノヤルスク」が初めて白海で工場航行試験に入ったと情報筋より伝えられた。

「クラスノヤルスク」は、プロジェクト885M(「ヤーセン-M」)の2隻目の生産艦であり、3番艦である。
潜水艦は2014年に起工され、2021年7月30日に進水した。
プロジェクト885M原子力潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により開発された。
プロジェクト885M原子力潜水艦のトップ「カザン」は5月7日にロシア海軍へ引き渡された。
プロジェクト885/885M潜水艦の基本兵装は、有翼ミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」である。

10月28日にサンクトペテルブルクで開催された会議において株式会社・生産合同『セヴマシュ』の取締役会は同社総取締役ブドニチェンコの権限を更に5年延長した。
取締役会でウラジーミル・コロリョーフは、彼の指導下で同社は効果的かつダイナミックに発展した事を指摘した。
ブドニチェンコは既に10年に渡り造船所を率いている。



21-0312b.jpg
21-0312c.jpg
プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦 シリーズの4番艦(プロジェクト「ヤーセン-M」としては3隻目)K-571「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]

2017年1月下旬までに船体の水圧試験が終了しました。
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

2021年7月30日に進水しました。

[ロシア海軍のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクはセヴェロドヴィンスクで進水した]

進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

2022年6月26日、「クラスノヤルスク」セヴェロドヴィンスクから出航し、洋上試験(工場航行試験)を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦クラスノヤルスクは白海で洋上試験を開始した]

現在も洋上試験は続けられています。
[ロシア海軍北方艦隊の重戦略用途原子力水中巡洋艦TK-208(ドミトリー・ドンスコイ)はバレンツ海で新造原子力潜水艦クラスノヤルスクとゲネラリーシムス・スヴォーロフの洋上試験の支援任務に就いている]

現在の所、「クラスノヤルスク」ロシア海軍への引き渡しは2022年末に予定されており、就役後は太平洋艦隊へ配備されます。
関連記事
スポンサーサイト