ショイグ国防相は北方艦隊原潜基地を視察した
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2012-2019年)


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年4月9日19時16分配信
【ショイグは北方艦隊の原子力潜水艦の為の沿岸インフラストラクチュア発展に関する指示を出した】
モスクワ、4月9日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、西方軍管区への出張旅行中に北方艦隊の原子力潜水艦の為の沿岸インフラストラクチュアの将来の発展の問題に関する作業部会を開催した。
火曜日、軍当局(ロシア連邦国防省)は発表した。
国防省トップの西方軍管区の各軍及び部隊への出張旅行の枠組みにおいて、火曜日に彼は、閉鎖行政地域「ガジェーヴォ」に位置する北方艦隊の主要潜水艦駐留所を訪問し、幾つかの沿岸施設インフラ、原子力潜水艦の駐留支援システムを視察した。
「訪問中、セルゲイ・ショイグは、貯蔵施設や兵器の運用に対し特に注意を払い、更には、2016年までの期間における長期的発展の問題に関する作業部会を開きました」
声明では、こう述べられた。
現在、ガジェーヴォ基地では、新世代(第4世代)原子力潜水艦の為のインフラ整備が進められています。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備の第1段階は2013年1月の第2週の終わりまでに完了する]
[ガジェーヴォ基地に新世代原潜が配備される]
既に、第4世代原子力潜水艦のトップである原子力ロケット水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は、ガジェーヴォ基地の第31潜水艦師団に編入されています。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
現在、ガジェーヴォ基地には2個潜水艦師団が駐留しています。
[第24潜水艦師団]


原子力巡洋潜水艦K-317「パンテーラ」
原子力巡洋潜水艦K-461「ヴォルク」(近代化改装予定)
原子力巡洋潜水艦K-328「レオパルド」(セヴェロドヴィンスクで近代化改装中)
原子力巡洋潜水艦K-154「チグル」
原子力巡洋潜水艦K-157「ヴェプリ」(修理待ち、予備役)
原子力巡洋潜水艦K-335「ゲパルト」
[第31潜水艦師団]


原子力戦略用途水中巡洋艦K-51「ヴェルホトゥリエ」(2012年12月修理完了)
原子力戦略用途水中巡洋艦K-84「エカテリンブルク」(セヴェロドヴィンスクで修理中)
原子力戦略用途水中巡洋艦K-114「トゥーラ」
原子力戦略用途水中巡洋艦K-117「ブリャンスク」
原子力戦略用途水中巡洋艦K-18「カレリア」
原子力戦略用途水中巡洋艦K-407「ノヴォモスコフスク」(2012年7月修理完了)
原子力ロケット水中巡洋艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(2013年1月10日編入)
ショイグ国防相は、3月末にカムチャツカの太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクを視察しています。
[ショイグ国防相は「修理中」のアクラ級原潜ブラーツクを視察した]

この時には、6年間に渡り「修理中」の原子力巡洋潜水艦「ブラーツク」を視察し、その修理が滞ってる事に対する不満を表明しましたが、今回のガジェーヴォ視察では、特に不満を表明する事は有りませんでした。
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