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ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦とロケット艇はバルト海で対空実弾射撃訓練を実施した

『タス通信』より
2022年11月15日21時4分配信
【バルト艦隊の打撃艦グループは空中目標への砲射撃を実施した】
カリーニングラード、11月15日/タス通信

小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」、「ソヴィェツク」、「オジンツォボ」、ロケット艇「ディミトロフグラード」、「チュヴァシヤ」で構成されるバルト艦隊打撃艦グループは、海上演習中に仮想敵空中攻撃手段を模した砲射撃を成功裏に実施した。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。

「バルト海の海上射爆場で戦闘艦の乗組員は、様々な高度及び方向からの『敵』の空中攻撃手段の攻撃を撃退する課題へ取り組み、実際の砲射撃を実行しました」
広報サービスは話した。

空中標的として、艦隊海上航空隊前線爆撃機Su-24及び戦闘機Su-27により設置された発光航空爆弾SAB-250小型航空機標的M-6が使用された事を広報サービスは明らかにした。

「戦闘訓練は、2つの艦及び艇グループにより順番に実施されました。
射撃は、艦載砲装置AK-630MA-190AK-176を使用し、様々な高度及び距離で行なわれました。
全ての指定目標は成功裏に撃破されました」

広報サービスは指摘した。

安全目的により、バルト海の戦闘訓練実施海域及びその上空域は、船舶航行及び全種類の航空機の飛行にとって一時的に危険であると宣言された。



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現在、バルト艦隊には、新旧合わせて16隻の小型ロケット艦/ロケット艇が配備されており、全てカリーニングラード州バルチースク海軍基地に駐留しています。
この内の5隻は、2010年代後半以降に配備された新型艦(プロジェクト21631プロジェクト22800)です。
[第36ロケット艇旅団]
第1親衛ロケット艇大隊
・プロジェクト12411ロケット艇
R-129「クズネツク」(1985年12月28日就役)
R-257(1986年10月31日就役)
R-187「ザレチヌイ」(1989年3月4日就役)
R-291「ディミトロフグラード」(1991年5月30日就役)
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R-293「モルシャンスク」(1992年3月23日就役)

R-2「チュヴァシヤ」(2000年2月26日就役)
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・プロジェクト22800小型ロケット艦
「ムィティシ」(2018年12月17日就役)

「ソヴィェツク」(2019年10月12日就役)
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「オジンツォボ」(2020年11月21日就役)
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第106小型ロケット艦大隊
・プロジェクト12341小型ロケット艦
「ズイビ」(1989年9月26日就役)
「ゲイゼル」(1989年12月27日就役)
「パッサート」(1990年12月6日就役)
「リヴェン」(1991年10月25日就役)

・プロジェクト21631小型ロケット艦
「ゼリョヌイ・ドル」(2015年12月12日就役)
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「セルプホフ」(2015年12月12日就役)



バルト艦隊小型ロケット艦ロケット艇は、9月下旬にもバルト海の大規模演習へ参加しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の小型ロケット艦とロケット艇はバルト海で対空射撃訓練を実施した]
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