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ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトはバルト海で洋上試験を開始した

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『タス通信』より
2022年12月14日23時44分配信
【国防省の為の最新砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」はバルト海で工場試験を行なう】
カリーニングラード、12月14日/タス通信

ロシア国防省の利益の為に建造された最新のプロジェクト21189Mディーゼルエレクトリック砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」は、バルト海で工場航行試験の実行へ着手した。
試験プログラムの実行を保障するバルト艦隊は水曜日に発表した。

「海上での工場航行試験中、砕氷船の全ての特性及びシステム、電波航法手段及び他の電波技術手段、クレーン装置、生命維持システム、動力装置、投錨装置の動作が点検されます」
広報サービスは話した。

ロシア海軍及び外国の為の新たな装備の試験は、バルト海の海上射爆場で定期的に行なわれている事が指摘された。
バルト艦隊艦、支援船、救助部隊、海上航空隊は、この活動の支援へ常に関わっている。

プロジェクト21180M砕氷船は、結氷条件下での艦船の自立先導、全種類の氷上作業の実施、曳航保障、基地から離れた地域への貨物の移送、遭難した船の救助の為に意図されている。

砕氷船の満載排水量は4080トン、船体の長さは82メートル、幅19メートル、吃水4.6メートル。
速力14ノット、航続距離7600海里、自立行動期間30日、乗組員28名。
速力2ノットで厚さ1メートルの氷を突破できる。



プロジェクト21180ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、2017年11月30日にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ配備されました。
[新型砕氷船イリヤー・ムーロメツ、ロシア海軍へ就役(2017年11月30日)]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは北方艦隊基地へ到着した]

海軍向けの砕氷船は、ソヴィエト連邦時代の1960年代(1960年~1970年)にプロジェクト97砕氷船が8隻建造されて以来、ほぼ50年ぶりとなります。


「イリヤー・ムーロメツ」の就役から1年以上経った2018年12月12日、プロジェクト21180M砕氷船の1番船「エヴパチー・コロヴラト」サンクトペテルブルク『アルマーズ』造船所で起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは起工された]

プロジェクト21180Mは、プロジェクト21180を小型化した砕氷船であり、基本的な機能は同一です。

プロジェクト21180砕氷船(イリヤー・ムーロメツ)
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プロジェクト21180M砕氷船
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「エヴパチー・コロヴラト」は2020年11月20日に造船台を出た後、浮きドックへ移されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは造船台を出た]

浮きドック上の「エヴパチー・コロヴラト」(2020年11月22日)
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2020年12月末に浮きドックから進水しました。

2020年12月28日
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進水後は『アルマーズ』造船所の岸壁で艤装工事が続けられました。

2021年4月4日
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2021年7月21日
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2021年9月16日
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2021年12月8日
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2022年4月19日
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2022年6月2日
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2022年7月18日
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2022年8月7日
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2022年8月中旬、「エヴパチー・コロヴラト」『アルマーズ』造船所の岸壁を離れ、同じサンクトペテルブルク市内の『バルト工場』へ曳航されて行きました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは最終艤装を行なう]

「エヴパチー・コロヴラト」は、『バルト工場』で上部のマストなどを取り付ける最終艤装工事を行ないました。
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2022年12月中旬にフィンランド湾へ出航し、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始しました。
『マリントラフィック』より
【砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」】
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