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ロシア海軍の潜水艦からエンブレムが廃止される事は無い

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2013年4月上旬、『イズベスチヤ』は、ロシア海軍の潜水艦のセイルに描かれているエンブレムが廃止されると報じました。
[ロシア海軍の潜水艦はセイルのエンブレムを廃止する]

そして4月15日、ロシア海軍広報サービスは、この情報を公式に否定しました。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年4月15日14時39分配信
【ロシア潜水艦の艦上から紋章と数字が消える事は無い】
モスクワ、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍潜水艦を後援している都市の紋章の絵と艦上番号が潜水艦の司令塔から消える事は無い。
月曜日、ロシア連邦国防省・海軍の広報サービス・情報管理部代表は記者団に伝えた。

この中で、彼は、海軍総司令部潜水艦の司令塔に描かれている都市の紋章の絵を廃止する決定を採択したという複数のロシアメディアの報道に反論した。

「多用途原子力潜水艦及び戦略原子力潜水艦を後援している都市の紋章の絵と艦上番号が司令塔から無くなる事は有りません。
マークを消す要因とされている潜水艦の主要活動条件である水上及び水中位置についての隠密性について申し上げますと、この方法(紋章と番号の記入)が影響を及ぼす事は御座いません」

海軍の公式代理人は強調した。

彼によると、潜水艦の艦上から紋章と番号を消し去るという全ての報道は事実と一致しない。
「このような記事の執筆者の無能ぶりと、こじつけの事実を首唱しようとする欲求には、当惑しか覚えませんね」
彼は付け加えた。


記事中では名前は出ていませんが、現在のロシア連邦海軍広報サービス・情報管理部代表(公式代理人)は、アンドレイ・タラマン1等海佐です。
【ロシア海軍情報供給課長アンドレイ・セメノヴィチ・タラマン】

そのタラマン氏は、『イズベスチヤ』を名指しはしていませんが、「この記事の執筆者は無能」と酷評しています。

「××は事実と一致しない」という表現は、ロシア連邦軍(国防省)がメディア報道を否定する際に良く使われますが、「無能」呼ばわりするケースは極めて稀です。
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