ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で領空侵犯機の迎撃訓練を実施した
- カテゴリ:戦闘機Su-27(バルト艦隊)

『AviaPort』より
2022年12月28日19時12分配信
【バルト艦隊の飛行士は空中物体の迎撃へ取り組んだ】
飛行訓練活動中にバルト艦隊海上航空隊連合部隊のSu-27乗員は、空中目標の迎撃、操縦技術、空中戦闘要素へ取り組んだ。
戦闘機飛行士は標準時間内に離陸を行なった。
次に彼らは仮想空中境界侵犯機の捜索を行ない、侵犯航空機の強制着陸の為の行動へ取り組んだ。
その後に攻撃へ入り、「空対空」クラスのミサイルから逃れる為の機動を行なった。
任務遂行の際、乗員は戦術対決訓練中に敵航空機の捜索、探知、破壊を順番に行なった。
10機の戦闘機Su-27が飛行訓練活動へ参加した。
ロシア戦闘機の飛行ルートは空中移動管制組織と合意された。
飛行は、バルト海中立海域上空で空域使用に関する国際規則に厳密に沿って実行された。
バルト艦隊海軍航空隊の戦闘機や爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。

カリーニングラード州のチカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍で戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。


第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。

駐留している場所が場所なだけに、外国機と接触する機会も少なくありません。
例えば2019年1月24日には、バルト海のロシア側防空識別圏へ接近するスウェーデン空軍の航空機を探知し、スクランブル発進しています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった]
2019年8月13日には、カリーニングラードを視察してモスクワへ戻るセルゲイ・ショイグ国防相を乗せた旅客機を護衛中、NATO軍の戦闘機が接近してきたので、これを追い払いました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はNATOの戦闘機を追い払った]
2020年4月24日には、バルト海のロシア側防空識別圏へ接近するベルギー空軍の戦闘機F-16を探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でベルギー空軍の戦闘機F-16に対するスクランブル発進を行なった]
2020年6月15日にはバルト海のロシア側防空識別圏へ接近するアメリカ空軍の戦略爆撃機B-52Hを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でアメリカ空軍の戦略爆撃機B-52Hに対するスクランブル発進を行なった]
2020年10月5日には、バルト海のロシア側防空識別圏へ接近するドイツ海軍航空隊の対潜哨戒機P-3C(第3海軍航空団「グラーフ・ツェッペリン」所属)とスウェーデン空軍の電波電子偵察機S102Bコルペンを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ海軍航空隊のP-3Cとスウェーデン空軍のS102Bに対するスクランブル発進を行なった]
10月26日には、バルト海のロシア側防空識別圏へ接近するドイツ海軍航空隊の対潜哨戒機P-3Cとアメリカ空軍の偵察機U-2Sを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ海軍航空隊のP-3Cとアメリカ空軍のU-2Sに対するスクランブル発進を行なった]
2021年7月22日にはバルト海のロシア側防空識別圏へ接近するドイツ空軍の戦闘機「タイフーン」を探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ空軍の戦闘機タイフーンに対するスクランブル発進を実施した]
このような環境に在るので、当然の事ですが、普段から領空侵犯機の迎撃訓練が行なわれています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はカリーニングラード州で領空侵犯機の迎撃訓練を実施した]
[ロシア海軍バルト艦隊の高機動長距離戦闘機Su-27はカリーニングラード州で迎撃戦闘訓練を実施した]
[ロシア海軍バルト艦隊の高機動長距離戦闘機Su-27はカリーニングラード州で空戦訓練を実施した]
2022年8月2日からは1週間に渡る演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はカリーニングラード州で1週間の演習を行なう]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はカリーニングラード州で空対空ミサイル発射及び地上掃射訓練を実施した]
2022年10月上旬にはバルト艦隊航空隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の海軍航空隊はカリーニングラード州で演習を開始した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はカリーニングラード州で迎撃戦闘訓練を実施した]
2022年10月26日から数日間バルト海上空で戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海で空戦訓練を実施した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で空対空ミサイルを発射した]
- 関連記事
-
- カリーニングラード州に駐留するロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27は迎撃戦闘訓練を実施した
- ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ海軍航空隊のP-3Cに対するスクランブル発進を実施した
- ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で領空侵犯機の迎撃訓練を実施した
- ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27は領空侵犯機の迎撃訓練を実施した
- ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空で空対空ミサイルを発射した
スポンサーサイト