ロシア海軍の最新戦略用途原子力水中巡洋艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)はセヴェロドヴィンスクで進水した
『ズヴェズダーテレビ』より
2022年12月29日13時33分配信
【プーチンは原子力潜水艦「インペラートル・アレクサンドルIII」の進水式典を執り行なった】
ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、原子力潜水艦「インペラートル・アレクサンドルIII」の進水式典を執り行なった。
原子力潜水艦の進水は、海軍副総司令官(軍備担当)イーゴリ・ムハメドシン中将が主導した。
セルゲイ・ショイグ国防相は、最高司令官に「インペラートル・アレクサンドルIII」の進水の準備が整った事を報告し、その移動を始める許可を求めた。
「許可します」
プーチンは答えた。
その後、滑走台が動き出し、プロジェクト「ボレイ」7番艦は水上へ向かってスムーズに移動した。
ロケット艦の舷側で、伝統によりシャンパンのボトルが割られた。
これより前にプーチンは、原子力潜水艦「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」への(海軍)旗掲揚式典を執り行なった。
ロシア海軍の第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」シリーズの7番艦「インペラートル・アレクサンドルIII」(皇帝アレクサンドル3世)は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては4番艦)



[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]
ロシア帝国海軍最後の戦列艦であり、ロシア革命後にチュニジアへ脱出した先代「インペラートル・アレクサンドルIII」に因んで命名されました。
同名の艦としては3代目となります。

[ロシア海軍の新造艦に皇帝アレクサンドル3世の名が付けられる]
[ロシア海軍最新戦略原潜ボレイ級7番艦はインペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)と命名される]
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ボレイ級7番艦インペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は発注された]
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ボレイ級7番艦はインペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)と命名された]
3代目「インペラートル・アレクサンドルIII」の建造工事は『セヴマシュ』で進められ、2022年12月29日に進水式典が開催されました。
同時に、同型艦「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」の就役式典(聖アンドレイ旗初掲揚式典)も開催されました。
[戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ゲネラリーシムス・スヴォーロフ、小型ロケット艦グラード、対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはロシア連海軍へ就役した]
「インペラートル・アレクサンドルIII」は2023年に洋上試験を行ない、同年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
就役後は太平洋艦隊へ配備されます。
[新世代戦略用途原子力水中巡洋艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は2023年末にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ配備される]
- 関連記事
-
- ロシア海軍太平洋艦隊の最新戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ゲネラリーシムス・スヴォーロフはセヴェロドヴィンスクを出航し、北方艦隊基地へ向かった
- 最新戦略用途原子力水中巡洋艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は2023年6月に洋上試験を開始し、同年末にロシア海軍へ就役する
- ロシア海軍の最新戦略用途原子力水中巡洋艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)はセヴェロドヴィンスクで進水した
- 最新戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ゲネラリーシムス・スヴォーロフは2022年12月29日にロシア海軍へ就役する?
- 最新戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ゲネラリーシムス・スヴォーロフはロシア海軍へ納入された
スポンサーサイト