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ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した


『ズヴェズダーテレビ』より
2023年1月10日5時25分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海上空からの仮想敵の攻撃を撃退した】

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」乗組員は、困難な水文気象条件下のノルウェー海で仮想敵空中攻撃手段を撃退する演習を実施した。

「敵」空中攻撃手段、航空機、対艦ミサイルを撃退する演習は、フリゲートの高射火器手段による仮想空中目標撃破を伴う戦術状況コンピュータシミュレーションの助力を得て行なわれた。
対空指揮所の要員は、艦の操艦の為の基準行動を滞りなく実行した。

探知、電波電子、高射火器攻撃の戦闘哨所の要員は、目標指示の発信および受信、そして更に艦の自衛兵器の仮想使用へ取り組んだ。
演習中、ノルウェー海の波は等級3~4、風速は毎秒20メートルに達したが、これは要員の作業に影響を及ぼさなかった。
フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」艦長最先任補佐(副長)パーヴェル・コノフが話したように、機器設備の戦術-技術的特性は、このような嵐の条件下でも全ての割り当てられた任務の遂行を可能にする。

以前、軍事専門家ヴィクトル・リトフキンは、極超音速ミサイル「ツィルコン」を搭載したフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」が戦闘勤務へ出発した事についてコメントした。
ミサイル「ツィルコン」の探知、迎撃或いは撃墜は不可能である事を専門家は指摘した。
それは事実上破壊出来ない。
同時に「ツィルコン」は、海上と地上で、大型を含む目標を攻撃する。
リトフキンによると、それはフリゲート、駆逐艦あるいは航空母艦ですら沈められる。


『タス通信』より
2023年1月10日15時16分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛の演習任務を遂行した】
モスクワ、1月10日/タス通信

極超音速ミサイル「ツィルコン」を持つフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、困難な水文気象条件下のノルウェー海で仮想敵空中攻撃手段を撃退した。
北方艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

「フリゲート"アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ"乗組員は、困難な水文気象条件下のノルウェー海で仮想敵空中攻撃手段、航空機、対艦ミサイルを撃退する演習を実施しました」
声明では、こう述べられた。

演習中、ノルウェー海の波は等級3~4、風速は毎秒20メートルに達した事が指摘された。

広報サービスは、演習が高射火器手段による仮想空中目標撃破を伴う戦術状況コンピュータシミュレーションの助力を得て行なわれた事を明らかにした。
対空指揮所の要員は、艦の操艦の為の基準行動を滞りなく実行した。
探知、電波電子、高射火器攻撃の戦闘哨所の要員は、目標指示の発信および受信、そして更に艦の自衛兵器の仮想使用へ取り組んだ。

広報サービスは、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」中型海洋給油船「カーマ」で構成された艦船支隊の戦闘勤務は、北方艦隊ロケット艦師団司令官オレグ・グラドコ1等海佐の指揮下で行なわれている事を想い起こした。

1月4日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員へ戦闘任務遂行への着手を命令した。

[フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」]
アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ
は、プロジェクト22350遠海・大洋ゾーン多目的フリゲートのトップであり、工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された。
2018年7月にロシア海軍へ加入した。
2022年12月、『クロンシュタット海洋工場』での計画技術的整備の後に艦隊間移動を行ない、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市へ到着した。

その主な打撃兵器は、ミサイル複合体「カリブル-NK」である。
更に艦は、レウトフ科学生産合同『機械製造』(コーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)が開発、製造する最新極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験へ積極的に参加した。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、2022年1月末からのロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加しました。

1月26日未明、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を始めとする北方艦隊の艦船部隊もバレンツ海へ出航し、演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海での演習を開始した]

1月28日にはバレンツ海で砲撃訓練を行ないました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で砲撃訓練を実施した]

その後、一旦帰投していたようですが、2月15日に再びバレンツ海で演習を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを始めとするロシア海軍北方艦隊の約20隻の艦船はバレンツ海で演習を開始した]

2月16日には北方艦隊艦上戦闘機隊と協同で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊と艦上戦闘機隊はバレンツ海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

2月17日には北方艦隊第45航空・防空軍に所属する艦上戦闘機Su-33及びMiG-29K、そして更に前線爆撃機Su-24Mバレンツ海での対艦攻撃訓練の「相手役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊航空隊はバレンツ海で対艦攻撃訓練を実施した]

2月19日にはロシア連邦軍戦略抑止力演習『グロム』へ参加し、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア連邦軍戦略抑止力演習でロシア海軍の北方艦隊と黒海艦隊は、弾道ミサイルと巡航ミサイル、極超音速ミサイルを発射した]

2月22日に母港(セヴェロモルスクなど)へ帰投しました。
[バレンツ海での演習へ参加したロシア海軍北方艦隊の水上艦と潜水艦は母港へ帰投した]

3月2日、バレンツ海で沿岸目標への艦砲射撃訓練を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で艦砲射撃演習を行なう]

対地・対空射撃訓練を行なった後、3月5日に対艦砲撃戦闘訓練を行ない、セヴェロモルスク港へ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で対艦砲撃戦訓練を実施した]

5月下旬に行なわれた北方艦隊の演習『クムジャ-2022』へ参加しました。


『ズヴェズダーテレビ』より
2022年5月27日17時27分配信
【過酷な北方水域:北方艦隊の演習『クムジャ-2022』からの映像】

5月28日にはバレンツ海から距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射しました。

[ロシア海軍のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、距離約1000kmの海上標的へ極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射(2022年5月28日)]

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式へ参加しました。

[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクと大型揚陸艦イワン・グレンは2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にサンクトペテルブルクとクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加する]

観艦式が終わった後もクロンシュタット軍港へ留まりました。
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2022年10月にクロンシュタット海洋工場ヴェレシチンスキー記念ドックへ入渠し、メンテナンスが行なわれました。
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はクロンシュタットでメンテナンスを行なった]

ドックを出た後、11月23日にバルト海へ出航し、海上目標へ高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」を発射しました。
元々は対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」ですが、対艦攻撃にも使用できます。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバルト海で艦対空ミサイル「ポリメント-リドゥート」を海上目標へ発射した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」バルト海を去り、2022年12月11日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバルト海からセヴェロモルスクへ帰投した]

「アドミラル・ゴルシコフ」が発射試験を行なった極超音速ミサイル「ツィルコン」は2022年12月からロシア海軍への引き渡しが始まり、先ず最初に同艦へ搭載される事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は2021年1月初頭から極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して即応体制へ入る]

12月末にバレンツ海で戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の運用準備と遠距離航海の準備を完了した]

2023年1月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。


[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
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