新たな黒海艦隊司令官が任命される
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2012-2019年)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年4月17日15時15分配信
【新たな黒海艦隊司令官にヴィトコ中将が任命される】
モスクワ、4月17日-ロシア通信社ノーボスチ
アレクサンドル・ヴィトコ中将は黒海艦隊司令官に任命される。
水曜日、ロシア通信社ノーボスチは、ロシア軍当局(国防省)の情報提供者より伝えられた。
今回の任命の前、ヴィトコは北方艦隊司令官代理を務めていた。
「近い内にセヴァストーポリの人員構成は、アレクサンドル・フェドテンコフ中将に代わり、アレクサンドル・ヴィトコ中将が新たな黒海艦隊司令官へ推挙されます」
対談者は話した。
同時に、アレクサンドル・フェドテンコフ中将はロシア連邦海軍総司令官代理へ任命される。
ヴィトコはナヒーモフ記念黒海海軍高等学校を卒業後、太平洋艦隊において様々な役職を歴任した。
2009年、彼は北方艦隊司令官代理に任命された。
フェドテンコフもナヒーモフ記念黒海海軍高等学校を卒業し、北方艦隊で勤務した。
2009年、彼はバルト艦隊のレニングラード海軍基地司令官に任命され、2011年には黒海艦隊司令官となった。
新たな黒海艦隊司令官となるアレクサンドル・ヴィトコ中将は1961年9月13日生まれであり、現在51歳です。
【アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ヴィトコ】
記事中にある通り、海軍高等学校卒業後は太平洋艦隊で勤務し、ロケット艇の艇長を務めました。
北方艦隊司令官代理となったヴィトコ中将は、2011年12月-2012年2月の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の地中海遠征の際の機動部隊指揮官を務めました。
[アドミラル・クズネツォフ地中海遠征2011-2012]
一方、今の黒海艦隊司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将(1959年1月7日生まれ、現在54歳)は、ロシア海軍総司令官代理へ転出するとの事です。

現在、ロシア海軍総司令官がヴィクトル・チルコフ大将、海軍総司令官第1代理兼総参謀長はアレクサンドル・タタリノフ大将です。
フェドテンコフ中将は、この2人の補佐役となります。
なお、海軍総司令官第1代理タタリノフ大将も元黒海艦隊司令官でした。
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