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ロシア海軍バルト艦隊の海軍航空隊はカリーニングラード州で演習を実施した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年1月17日17時31分配信
【バルト艦隊の飛行士の訓練には約20機が関わった】
モスクワ、1月17日-ロシア通信社ノーボスチ

約20機の航空機及びヘリコプターバルト艦隊海上航空隊の飛行士の大規模訓練へ関わった。
火曜日にバルト艦隊広報サービスは発表した。

艦隊は、飛行がカリーニングラード州の3ヶ所の飛行場から行なわれた事を明らかにし、それには合計「約20機の様々な飛行装置が関わった」
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「飛行中、航空機Su-30SM、Su-30SM2、Su-24の乗員は意図された任務~陸上部隊の火力支援、仮想敵の指揮所、装甲車両、人員、水上艦の破壊、そして更に空中偵察の実施~へ取り組む戦術エピソードを練習しました」
バルト艦隊
は伝えた。

次に、戦闘機Su-27の乗員は、空中の戦闘訓練コースの最も複雑な訓練へ取り組み、特に操縦技術、様々な高度と速度での攻撃及び防衛機動の使用、戦闘機の兵器の使用へ注意を払った。

「現代の空中戦闘機動を行なう任務遂行の際、航空機の乗員は戦術的対戦中に仮想敵航空機を捜索、探知、破壊する訓練を順番に行ないました」
広報サービスは説明した。

同時に、バルト艦隊ヘリコプター連隊の飛行場で打撃ヘリコプターMi-24、輸送ヘリコプターMi-8、艦上ヘリコプターKa-27の乗員は訓練飛行を行なった。
ヘリコプター乗員は、離着陸、空中偵察、そして更に陸上部隊の援護、地上目標への攻撃へ取り組んだ。
Ka-27のパイロットは、水上の状況を明確にする為の指定海域への飛行を実施し、昼間及び夜間の「敵」潜水艦の捜索へ取り組んだ。



バルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターは、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。

チカロフスク飛行場に駐留するサンドミル・アレクサンドル・ネフスキー勲章授与・航空元帥A.I.ポクルイシキン記念第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
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チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ到着しました。

[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]

バルト艦隊ヘリコプターは、ドンスコエ飛行場に駐留する第396混成ヘリコプター連隊へ配備されています。
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[第396混成ヘリコプター連隊]
・第125独立ヘリコプター飛行隊:Mi-8、Mi-24
・第396独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊:Ka-27、Ka-29
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