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ロシア海軍太平洋艦隊航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3はカムチャツカ沖で夜間空中給油訓練を実施した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年2月16日10時4分配信
【太平洋艦隊は初めて対潜航空機Tu-142M3の夜間給油を実施した】
モスクワ、2月16日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊で初めて遠距離対潜航空機Tu-142M3の夜間給油が行なわれた。
東方軍管区広報サービスは発表した。

「カムチャツカで太平洋艦隊海上航空隊の遠距離対潜航空機Tu-142M3の乗員は、ロシア航空宇宙軍の給油航空機Il-78Mからの空中給油の実地訓練を実施しました。
乗員の訓練飛行は昼間と夜間に行なわれ、太平洋艦隊の航空機Tu-142M3の夜間の給油は初めて行なわれました」

広報サービスは話した。

2機の航空機Tu-142M3は、給油航空機と合計20回以上ドッキングした事が明らかにされた。

このような飛行は、最も難しいタイプの飛行訓練であり、高度4000~5000メートルで時速500~600キロメートルの速度で行なわれる。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊Tu-142は、ハバロフスク地方カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に駐留する第7062航空基地独立対潜飛行隊へ配備されています。

カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)
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Tu-142は、2022年6月上旬に実施された太平洋艦隊の演習にも参加しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の太平洋演習(2022年6月上旬)]
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