ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」、小型対潜艦ウスチ・イリムスク、MPK-107はカムチャツカ沖で対潜戦闘演習を実施した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)
『タス通信』より
2023年2月21日10時6分配信
【カムチャツカで太平洋艦隊の艦支隊は仮想敵潜水艦を探知、破壊した】
タス通信、2月21日
コルベット「グレミャーシチー」、小型対潜艦「ウスチ・イリムスク」とMPK-107で構成される太平洋艦隊の捜索-打撃艦グループは、カムチャツカの演習で仮想敵潜水艦の破壊へ取り組んだ。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。
「演習中に太平洋艦隊の海上射爆場で、コルベット"グレミャーシチー"乗組員は国籍不明の水中目標を探知しました。
小型対潜艦ウスチ・イリムスクとMPK-107は捜索海域へ到着し、探知範囲を狭めて"敵"潜水艦との接触を確立する活動を行ないました」
広報サービスは話した。
艦は、対抗して退避を試みる潜水艦との海戦の要素へ取り組んだ。
整然かつ有能な行動の結果、「敵」潜水艦は対潜兵器により仮想破壊された。
水中目標の役として太平洋艦隊の潜水艦1隻が関わった。

プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」(337)は、サンクトペテルブルクの『北方造船所』で2012年2月1日に起工され、2017年6月30日に進水、2020年12月29日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[プロジェクト20385コルベットの1番艦グレミャーシチーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
就役後もバルト海に留まり、2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタット泊地の観艦式へ参加しました。
2021年8月中旬頃にバルト海から出て、地中海へ向かう北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と合流し、8月13日に英仏海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフと太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"と黒海艦隊の対機雷防衛艦ウラジーミル・イェメリヤノフは英仏海峡へ入った]
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は2021年11月にウラジオストクへ到着する]
その後、同じくウラジオストクへ回航する潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」及び「ヴォルホフ」と合流して地中海へ入りました。
9月23日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年9月23日9時59分配信
【太平洋艦隊支隊は地中海から紅海へ向かった】
その後、アデン湾を通過して10月7日にインド洋へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月7日10時1分配信
【情報筋:太平洋艦隊支隊はインド洋を横断した】
10月16日にスリランカのコロンボへ寄港後、10月19日にはスリランカ南部へ到達し、太平洋艦隊の担当海域へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月19日8時35分配信
【太平洋艦隊の新たな潜水艦とコルベットはスリランカを迂回した】
10月30日にはミャンマーのティラワ港へ寄港しました。
太平洋艦隊の担当海域へ入った後、ウラジオストクから出迎えに来た給油船及び救助曳船と合流、11月16日にフィリピンのマニラ港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"、潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはフィリピンのマニラへ寄港した]
その後、マニラを出航し、11月23日に沖縄本島と宮古島の間を通過し、11月27日に対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年11月30日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
11月29日夜にウラジオストクへ到着し、翌11月30日にウラジオストク港内の金角湾埠頭で歓迎式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"、潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはウラジオストクへ到着した]
新年の祭日期間中の2022年1月3日にウラジオストク港内でダメージコントロール演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット「グレミャーシチー」はウラジオストク港でダメージコントロール演習を実施した]
2022年1月14日にはウラジオストク港内で対空防衛訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」とロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフはウラジオストク港で対空防衛訓練を実施した]
「グレミャーシチー」などロシア太平洋艦隊の20隻以上の艦船は、2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として日本海とオホーツク海で演習を行なう為、2021年2月1日にウラジオストクから出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の約20隻の艦船は日本海とオホーツク海で演習を行なう]
日本海での洋上演習後にラペルザ海峡(宗谷海峡)付近へ進出し、2月5日にはヘリコプターで氷上偵察を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海へ入る前にラペルザ海峡(宗谷海峡)付近の氷上偵察を行なった]
その後、砕氷船「カピタン・フレブニコフ」(1981年就航、ロシア連邦運輸省の『ロスモルポルト』所属)の先導により、太平洋艦隊主力部隊はラペルザ海峡の通行を開始し、2月7日にはオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はラペルザ海峡(宗谷海峡)を通過してオホーツク海へ入った]
2月10日にはオホーツク海で中型海洋給油船「イジョラ」(1970年4月24日就役)から洋上補給を受けました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で洋上補給を行なった]
2月11日にはオホーツク海で水上標的への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で対水上砲撃訓練を実施した]
2月14日、太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海(クリル諸島付近)で水上標的への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海(クリル諸島付近)で対水上砲撃訓練を実施した]
2月下旬にオホーツク海(とその下の北海道)の天候が急激に悪化した為、演習参加部隊は2月20日夜までにペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ退避しました。
[オホーツク海で演習を行なっていたロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は悪天候の為にペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ退避した]
天候回復後、2月24日に演習参加部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の沖(アヴァチンスキー湾)へ出航し、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は、機雷掃討訓練と捜索救助ヘリコプターによる救助訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ半島沖で機雷掃討訓練を実施した]
2月25日にはフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」がペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港で基地防空訓練を実施した]
その後、太平洋艦隊艦船部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港で物資を補給して3月1日に同港を出航し、3月2日にはカムチャツカ沖で沿岸への艦砲射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット4隻はカムチャツカ半島沿岸で艦砲射撃演習を実施した]
3月4日には、カムチャツカ半島のエリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊海上航空隊の対潜哨戒機Il-38とIl-38Nと艦船部隊がオホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で対潜哨戒機と共に対潜戦闘訓練を実施した]

その後、太平洋艦隊艦船部隊は太平洋を南下して津軽海峡を通過し、日本海へ入りました。
[【珍説】ロシア海軍艦船の津軽海峡通過は「日本けん制」「日本への脅し」]
3月14日までにウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はオホーツク海演習を終えた後に津軽海峡を通過してウラジオストクへ帰投した]
5月6日には日本海で新型対潜ミサイル「オトヴェート」を発射しました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2022年5月6日6時0分配信
【決定的な「オトヴェート:」:コルベット「グレミャーシチー」からの最新対潜複合体のミサイル発射映像】
2022年5月20日、他のロシア太平洋艦隊の主力水上艦と共にウラジオストクを出航しました。

5月末に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】
6月9日、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道の根室半島南東沖で太平洋艦隊水上艦部隊を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月15日、コルベット「グレミャーシチー」は太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】
同じ6月15日、太平洋艦隊水上艦部隊は北海道の襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
翌6月16日、太平洋艦隊水上艦部隊は伊豆諸島海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」と共に本隊と別れ、フィリピンへ向かいました。
(本隊は6月23日にウラジオストクへ帰投)
6月22日にフィリピンのマニラ港へ寄港し、6月23日に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はフィリピンのマニラ港訪問を終えて出航した]
6月25日にベトナムのカムラン港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はベトナムを訪れた]
6月28日にカムラン港から出航し、南シナ海で戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は南シナ海で戦闘演習を実施した]
7月1日に与那国島と西表島の間の海域を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月2日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月4日には久場島と大正島の間の海域を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月5日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月5日に東シナ海で機雷掃討訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は東シナ海で機雷掃討訓練を実施した]
7月5日夜に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月8日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は太平洋演習と東南アジア遠征を終えてウラジオストクへ帰投した]
7月下旬(18-19日頃)にウラジオストクを出航し、7月20日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカへ行く]

7月23日にクリル諸島沖で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はクリル諸島(千島列島)沖で対空戦闘訓練を実施した]
7月25日にカムチャツカ半島のペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着した]
2021年末に極東へ回航されて以来、ウラジオストクを拠点とし、沿海地方に駐留する艦と行動を共にしていた「グレミャーシチー」ですが、本来の所属部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団です。
(「グレミャーシチー」以外の太平洋艦隊の3隻の20380コルベットはウラジオストクに駐留する第44対潜艦旅団所属)
7月31日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。
その後、またウラジオストクへ行き、2022年9月上旬に実施されたロシア連邦軍の戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しました。
[ヴォストーク-2022演習と露中海軍の太平洋合同パトロール(2022年9月)]
9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
2022年12月26日の『対空防衛部隊の日』には、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー湾内で無人機を迎撃する対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー湾内で無人機の迎撃演習を実施した]
2023年1月12日にはカムチャツカ沖で海上砲戦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖で砲撃戦訓練を実施した]
2月6日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、オホーツク海側のカムチャツカ沖で実弾射撃訓練を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖(オホーツク海側)で実弾射撃訓練を実施する]
その後、訓練を終えてペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖へ戻り、2月10日にはヘリコプターの発着訓練などを行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を実施した]

プロジェクト1124M小型対潜艦MPK-117は『ハバロフスク造船工場』で1990年1月22日に起工され、1991年8月28日に進水、1992年2月11日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
就役当初はルースキー島のパリス湾に駐留していました。


1996年にウラジオストク南部のウリス湾へ移転しました。

2007年7月22日にウスチ・イリムスク市と後援協定と締結しました。
2010年1月16日付でロシア海軍総司令官令により「ウスチ・イリムスク」と命名されました。
2015年初頭から2016年3月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールを行ないました。


現在はウリス湾に駐留する第165水上艦旅団の第11水域保護艦旅団に所属しています。
2022年8月7日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、太平洋北西部での哨戒任務に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦ホルムスクとウスチ・イリムスクは太平洋北西部で哨戒任務に就いた]

プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦のMPK-107は、極東の『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1988年2月22日に起工され、1990年6月5日に進水し、1991年3月14日に就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ編入され、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留しています。
現在は第114水域防護艦旅団の第117水域防護艦大隊に所属しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はカムチャツカ方面に2個対潜打撃群を形成する]
2020年春からカムチャツカ方面の演習へ何度も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と小型対潜艦はカムチャツカ半島沖で対潜演習を行なった]
2020年6月1日にペトロパヴロフスク・カムチャツキーを出航し、オホーツク海及び太平洋で1ヶ月間に渡り演習を行なった後、7月1日に帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の第82号小型対潜艦と第107号小型対潜艦はオホーツク海及び太平洋への1ヶ月間の航海を終えてカムチャツカへ帰投した]
2022年2月上旬にカムチャツカ沖で実施された太平洋艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の10隻以上の艦船はカムチャツカ沖で演習を行なう]
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はカムチャツカで対空防衛演習を実施した]
2023年2月21日、「グレミャーシチー」と2隻の小型対潜艦はカムチャツカ沖で対潜戦闘演習を行ないました。
2023年2月21日10時6分配信
【カムチャツカで太平洋艦隊の艦支隊は仮想敵潜水艦を探知、破壊した】
タス通信、2月21日
コルベット「グレミャーシチー」、小型対潜艦「ウスチ・イリムスク」とMPK-107で構成される太平洋艦隊の捜索-打撃艦グループは、カムチャツカの演習で仮想敵潜水艦の破壊へ取り組んだ。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。
「演習中に太平洋艦隊の海上射爆場で、コルベット"グレミャーシチー"乗組員は国籍不明の水中目標を探知しました。
小型対潜艦ウスチ・イリムスクとMPK-107は捜索海域へ到着し、探知範囲を狭めて"敵"潜水艦との接触を確立する活動を行ないました」
広報サービスは話した。
艦は、対抗して退避を試みる潜水艦との海戦の要素へ取り組んだ。
整然かつ有能な行動の結果、「敵」潜水艦は対潜兵器により仮想破壊された。
水中目標の役として太平洋艦隊の潜水艦1隻が関わった。

プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」(337)は、サンクトペテルブルクの『北方造船所』で2012年2月1日に起工され、2017年6月30日に進水、2020年12月29日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[プロジェクト20385コルベットの1番艦グレミャーシチーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
就役後もバルト海に留まり、2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタット泊地の観艦式へ参加しました。
2021年8月中旬頃にバルト海から出て、地中海へ向かう北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と合流し、8月13日に英仏海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフと太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"と黒海艦隊の対機雷防衛艦ウラジーミル・イェメリヤノフは英仏海峡へ入った]
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は2021年11月にウラジオストクへ到着する]
その後、同じくウラジオストクへ回航する潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」及び「ヴォルホフ」と合流して地中海へ入りました。
9月23日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年9月23日9時59分配信
【太平洋艦隊支隊は地中海から紅海へ向かった】
その後、アデン湾を通過して10月7日にインド洋へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月7日10時1分配信
【情報筋:太平洋艦隊支隊はインド洋を横断した】
10月16日にスリランカのコロンボへ寄港後、10月19日にはスリランカ南部へ到達し、太平洋艦隊の担当海域へ入りました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月19日8時35分配信
【太平洋艦隊の新たな潜水艦とコルベットはスリランカを迂回した】
10月30日にはミャンマーのティラワ港へ寄港しました。
太平洋艦隊の担当海域へ入った後、ウラジオストクから出迎えに来た給油船及び救助曳船と合流、11月16日にフィリピンのマニラ港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"、潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはフィリピンのマニラへ寄港した]
その後、マニラを出航し、11月23日に沖縄本島と宮古島の間を通過し、11月27日に対馬海峡を北上して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2021年11月30日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
11月29日夜にウラジオストクへ到着し、翌11月30日にウラジオストク港内の金角湾埠頭で歓迎式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"、潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはウラジオストクへ到着した]
新年の祭日期間中の2022年1月3日にウラジオストク港内でダメージコントロール演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット「グレミャーシチー」はウラジオストク港でダメージコントロール演習を実施した]
2022年1月14日にはウラジオストク港内で対空防衛訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」とロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフはウラジオストク港で対空防衛訓練を実施した]
「グレミャーシチー」などロシア太平洋艦隊の20隻以上の艦船は、2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環として日本海とオホーツク海で演習を行なう為、2021年2月1日にウラジオストクから出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の約20隻の艦船は日本海とオホーツク海で演習を行なう]
日本海での洋上演習後にラペルザ海峡(宗谷海峡)付近へ進出し、2月5日にはヘリコプターで氷上偵察を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海へ入る前にラペルザ海峡(宗谷海峡)付近の氷上偵察を行なった]
その後、砕氷船「カピタン・フレブニコフ」(1981年就航、ロシア連邦運輸省の『ロスモルポルト』所属)の先導により、太平洋艦隊主力部隊はラペルザ海峡の通行を開始し、2月7日にはオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はラペルザ海峡(宗谷海峡)を通過してオホーツク海へ入った]
2月10日にはオホーツク海で中型海洋給油船「イジョラ」(1970年4月24日就役)から洋上補給を受けました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で洋上補給を行なった]
2月11日にはオホーツク海で水上標的への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で対水上砲撃訓練を実施した]
2月14日、太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海(クリル諸島付近)で水上標的への砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海(クリル諸島付近)で対水上砲撃訓練を実施した]
2月下旬にオホーツク海(とその下の北海道)の天候が急激に悪化した為、演習参加部隊は2月20日夜までにペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ退避しました。
[オホーツク海で演習を行なっていたロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は悪天候の為にペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ退避した]
天候回復後、2月24日に演習参加部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の沖(アヴァチンスキー湾)へ出航し、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は、機雷掃討訓練と捜索救助ヘリコプターによる救助訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ半島沖で機雷掃討訓練を実施した]
2月25日にはフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」がペトロパヴロフスク・カムチャツキー港の対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「グレミャーシチー」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港で基地防空訓練を実施した]
その後、太平洋艦隊艦船部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港で物資を補給して3月1日に同港を出航し、3月2日にはカムチャツカ沖で沿岸への艦砲射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット4隻はカムチャツカ半島沿岸で艦砲射撃演習を実施した]
3月4日には、カムチャツカ半島のエリゾヴォ飛行場に駐留する太平洋艦隊海上航空隊の対潜哨戒機Il-38とIl-38Nと艦船部隊がオホーツク海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊はオホーツク海で対潜哨戒機と共に対潜戦闘訓練を実施した]

その後、太平洋艦隊艦船部隊は太平洋を南下して津軽海峡を通過し、日本海へ入りました。
[【珍説】ロシア海軍艦船の津軽海峡通過は「日本けん制」「日本への脅し」]
3月14日までにウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はオホーツク海演習を終えた後に津軽海峡を通過してウラジオストクへ帰投した]
5月6日には日本海で新型対潜ミサイル「オトヴェート」を発射しました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2022年5月6日6時0分配信
【決定的な「オトヴェート:」:コルベット「グレミャーシチー」からの最新対潜複合体のミサイル発射映像】
2022年5月20日、他のロシア太平洋艦隊の主力水上艦と共にウラジオストクを出航しました。

5月末に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
2022年6月3日、ロシア連邦国防省は、6月3日から10日まで太平洋上でロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将指揮下の40隻以上の艦船と20機の航空機が参加する演習が実施されると発表しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月3日7時58分配信
【40隻以上の海軍の艦船は太平洋で演習を実施する】
6月9日、海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」(DD-103)は、北海道の根室半島南東沖で太平洋艦隊水上艦部隊を確認しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月10日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月15日、コルベット「グレミャーシチー」は太平洋上で対潜演習を実施し、その中で対潜ミサイル「オトヴェート」の模擬発射訓練を行ないました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年6月15日9時25分配信
【コルベット「グレミャーシチー」は仮想敵潜水艦狩りを行なった】
同じ6月15日、太平洋艦隊水上艦部隊は北海道の襟裳岬沖から千葉県犬吠岬沖へ向かった事が海上自衛隊により確認されました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
翌6月16日、太平洋艦隊水上艦部隊は伊豆諸島海域を西進しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年6月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」と共に本隊と別れ、フィリピンへ向かいました。
(本隊は6月23日にウラジオストクへ帰投)
6月22日にフィリピンのマニラ港へ寄港し、6月23日に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はフィリピンのマニラ港訪問を終えて出航した]
6月25日にベトナムのカムラン港へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」はベトナムを訪れた]
6月28日にカムラン港から出航し、南シナ海で戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は南シナ海で戦闘演習を実施した]
7月1日に与那国島と西表島の間の海域を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月2日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月4日には久場島と大正島の間の海域を北上しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月5日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月5日に東シナ海で機雷掃討訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は東シナ海で機雷掃討訓練を実施した]
7月5日夜に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年7月6日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
7月8日にウラジオストクへ帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」とコルベット「グレミャーシチー」は太平洋演習と東南アジア遠征を終えてウラジオストクへ帰投した]
7月下旬(18-19日頃)にウラジオストクを出航し、7月20日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカへ行く]

7月23日にクリル諸島沖で対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はクリル諸島(千島列島)沖で対空戦闘訓練を実施した]
7月25日にカムチャツカ半島のペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着した]
2021年末に極東へ回航されて以来、ウラジオストクを拠点とし、沿海地方に駐留する艦と行動を共にしていた「グレミャーシチー」ですが、本来の所属部隊はペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留する第114水域保護艦旅団です。
(「グレミャーシチー」以外の太平洋艦隊の3隻の20380コルベットはウラジオストクに駐留する第44対潜艦旅団所属)
7月31日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。
その後、またウラジオストクへ行き、2022年9月上旬に実施されたロシア連邦軍の戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しました。
[ヴォストーク-2022演習と露中海軍の太平洋合同パトロール(2022年9月)]
9月2日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2022年9月3日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
9月6日、オホーツク海に居るコルベット「グレミャーシチー」は、距離300キロメートル以上の海上標的船へ巡航ミサイル「カリブル」(対艦型3M54)を発射しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2022』へ参加しているロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はオホーツク海で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
2022年12月26日の『対空防衛部隊の日』には、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー湾内で無人機を迎撃する対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はペトロパヴロフスク・カムチャツキー湾内で無人機の迎撃演習を実施した]
2023年1月12日にはカムチャツカ沖で海上砲戦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖で砲撃戦訓練を実施した]
2月6日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、オホーツク海側のカムチャツカ沖で実弾射撃訓練を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖(オホーツク海側)で実弾射撃訓練を実施する]
その後、訓練を終えてペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖へ戻り、2月10日にはヘリコプターの発着訓練などを行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グレミャーシチー」はカムチャツカ沖で艦載ヘリコプターの発着艦訓練を実施した]

プロジェクト1124M小型対潜艦MPK-117は『ハバロフスク造船工場』で1990年1月22日に起工され、1991年8月28日に進水、1992年2月11日に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
就役当初はルースキー島のパリス湾に駐留していました。


1996年にウラジオストク南部のウリス湾へ移転しました。

2007年7月22日にウスチ・イリムスク市と後援協定と締結しました。
2010年1月16日付でロシア海軍総司令官令により「ウスチ・イリムスク」と命名されました。
2015年初頭から2016年3月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールを行ないました。


現在はウリス湾に駐留する第165水上艦旅団の第11水域保護艦旅団に所属しています。
2022年8月7日にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港を出航し、太平洋北西部での哨戒任務に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦ホルムスクとウスチ・イリムスクは太平洋北西部で哨戒任務に就いた]

プロジェクト1124M「アリバトロース」小型対潜艦のMPK-107は、極東の『ソヴィエト社会主義共和国連邦60周年記念ハバロフスク造船工場』で1988年2月22日に起工され、1990年6月5日に進水し、1991年3月14日に就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ編入され、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に駐留しています。
現在は第114水域防護艦旅団の第117水域防護艦大隊に所属しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊はカムチャツカ方面に2個対潜打撃群を形成する]
2020年春からカムチャツカ方面の演習へ何度も参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊カムチャツカ方面部隊の小型対潜艦4隻と小型ロケット艦4隻は演習を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦と小型対潜艦はカムチャツカ半島沖で対潜演習を行なった]
2020年6月1日にペトロパヴロフスク・カムチャツキーを出航し、オホーツク海及び太平洋で1ヶ月間に渡り演習を行なった後、7月1日に帰投しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の第82号小型対潜艦と第107号小型対潜艦はオホーツク海及び太平洋への1ヶ月間の航海を終えてカムチャツカへ帰投した]
2022年2月上旬にカムチャツカ沖で実施された太平洋艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の10隻以上の艦船はカムチャツカ沖で演習を行なう]
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦はカムチャツカで対空防衛演習を実施した]
2023年2月21日、「グレミャーシチー」と2隻の小型対潜艦はカムチャツカ沖で対潜戦闘演習を行ないました。
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