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ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習『モシ-2』で対テロ訓練を実施した


『イズベスチヤ』より
2023年2月25日5時0分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」の海軍歩兵は演習『モシ-2023』の最中に仮想テロリストから船を解放した】

国際海軍演習『モシ-2023』は活動段階へ入った。
事前段階においてロシア海軍、南アフリカ国防軍、中国人民解放軍海軍の代表が三者議定書へ署名し、仮想テロリストからの船の救助を果たした。
これは2月25日に知られるようになった。

「我々全員と海上での幸運、穏やかな海、割り当てられた任務が成功裏に果たされる事を願っております。
温かい歓迎と、全ての問題に同意してくれた南アフリカ側へ感謝します。
協同行動は高い水準で組織されています。
我が方は、ロシア側が演習を実施する準備を整えている事を表明いたします」
フリゲート
の艦長上級補佐官(副長)パーヴェル・コノフは、三者文書へ署名した後に話した。

参加者への言葉として彼は、この演習は2度目となり、3度目の四者構成への架け橋になると付け加えた。

海軍歩兵が仮想テロリストから船を解放する枠組みでの演習段階の完了後、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の航海長コンスタンチン・ニキツェフは、海上での作業に先立つ三者会議がリチャーズ・ベイで行なわれ、演習の詳細が討議されたと話した。

「最初の段階では、エピソードの順番について話し合いました。
各々は、各エピソードのタイミング、開始時間、エピソード及び演習全体における各艦の役割と場所を受け取りました。
第2段階では、多種戦力支隊が、その役割と演習での特徴を明確に理解しなければならない為、艦のモデルを使用した航海図上での演習の描写が行なわれました。
その結果、全ての関係者は、演習がどのように実施されるのかを理解できるようになりました」

彼は話した。

ニキツェフによると、言葉の壁にも関わらず、グループ内でのやり取りは簡単だった~中国側と南アフリカ側の代表者は専門家であり、何の苦労もなく何が必要かを理解しているので。

「英語の基礎知識は演習の要素を説明し、特定の時点でどの艦がどの位置に居るべきかのかを判断するのには充分でした」
彼は締め括った。

2月22日、ロシア-中国-南アフリカ3ヶ国海軍演習の開始式典が開催された。

演習の活動部門は2月25日から27日まで行われる。
その間に海上での合同砲射撃と戦術操艦が行われる。
3ヶ国の船員は、乗っ取られた船を臨検、解放する臨検グループの行動、遭難した船への援助、敵の空中攻撃手段からの攻撃の撃退へ取り組む

2月10日、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、大西洋で海上目標への砲射撃を実施した。
その1週間前の2月3日、ロシアフリゲートは国際演習中に極超音速ミサイル「ツィルコン」の戦闘訓練発射を行なう事が知られるようになった。
「ツィルコン」が国際演習で使用されるのは、これが初めてとなる。

1月初頭にロシア連邦大統領ウラジーミル プーチンは、「アドミラル・ゴルシコフ」の出航式典へ参加した。



ロシア北方艦隊1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)(2018年7月28日就役)は、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載して大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海に出発しました。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を搭載するロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋、地中海、インド洋への遠距離航海へ出発した]

「アドミラル・ゴルシコフ」に随伴するのは、プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」(1982年9月29日就役)です。
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「カーマ」は、2019年2月~7月に行なわれた「アドミラル・ゴルシコフ」の世界一周航海にも同行しています。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船カーマは世界一周航海を終えてムルマンスクへ帰投した]

出航後、「アドミラル・ゴルシコフ」ノルウェー海を南下し、1月9日頃に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はノルウェー海で対空防衛演習を実施した]

1月11日には北海を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は北海へ入った]

1月12日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

1月19日に大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋上で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

この間、ポルトガル海軍フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の動向を監視していました。
[ポルトガル海軍のフリゲートは大西洋上でロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」を監視した]

2022年1月下旬の時点で「アドミラル・ゴルシコフ」大西洋の真ん中(フローレス島の西方1300キロメートル付近)まで進出しました。
(この頃、「カーマ」アゾレス諸島沖に居た)
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[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はアメリカ本土へ接近する?]

「アドミラル・ゴルシコフ」は1月25日に大西洋西部で極超音速ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋西部で極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の模擬発射訓練を実施した]

一方、大西洋中部に居た給油船「カーマ」は、1月31日に遭難したフランスヨットを救助しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船カーマは大西洋上で遭難したフランスのヨットを救助した]
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2月8日には大西洋上で対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋で対潜/対魚雷複合体パケート-NKの模擬発射訓練を実施した]

2月10日には大西洋南部130mm単装砲の砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は大西洋南部で130mm単装砲の砲撃訓練を実施した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2月13日に南アフリカケープタウンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウン港へ到着した]
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2月15日にケープタウンを出航し、ダーバンへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のケープタウンを出航し、ダーバンへ向かった]
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2月17日にダーバンへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のダーバンへ到着した]
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その後にダーバンを出航し、2月21日にリチャーズ・ベイ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は南アフリカ共和国のリチャーズ・ベイへ到着した]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2023年2月25日~27日まで南アフリカ東部沖(インド洋)で行なわれる南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習へ参加します。
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同射撃演習は2023年2月25日~27日にインド洋南西部で実施される]
[ロシア海軍、南アフリカ海軍、中国海軍の合同演習『モシ-2』はインド洋南西部で始まった]

南アフリカ海軍からはフリゲート1隻が参加します。

・フリゲート「メンディ」(2007年3月20日就役)
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中国海軍からは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、補給艦1隻が参加します。

・駆逐艦「淮南」(2021年1月23日就役)
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・フリゲート「日照」(2018年1月12日就役)
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・総合補給艦「可可西里湖」(2019年7月29日就役)

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中国海軍の参加艦は2022年9月21日に青島から出航し、アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に従事していました。
『中華人民共和国国防部』公式サイトより
2022年2月20日22時28分配信
【海軍第42護衛部隊は中国・ロシア・南アフリカ三国海上演習へ参加する】

この他、艦は派遣していませんが、ブラジル海軍もオブザーバーとして参加します。
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