ロシア海軍バルト艦隊航空隊の前線爆撃機Su-24Mと多用途複座戦闘機Su-30SM/Su-30SM2はカリーニングラード州で地上爆撃演習を実施した
- カテゴリ:ロシア海軍航空隊


『Aviation EXplorer』より
2023年3月2日配信
【バルト艦隊の飛行士はカリーニングラード州の射爆場で爆撃を実施した】
2023年3月2日、AEX.RU
バルト艦隊海上航空隊の飛行士はカリーニングラード州の射爆場で実地爆撃及び陸上軍グループの空中援護の問題へ取り組んだ。
ロシア国防省の西方軍管区広報サービスは発表した。
計画演習の枠組みで爆撃機Su-24Mと多目的戦闘機Su-30SM及びSu-30SM2の乗員は、仮想敵目標へ高精度爆弾による打撃を与えた。
艦隊海上航空隊の航空機は、昼間及び夜間時の地上目標への航空攻撃手段による打撃へ取り組んだ。
パイロットは指定区域への飛行を行ない、地上状況を把握し、そして更に断片化高爆発性爆弾OFAB-250-270により敵の飛行場、人員、車両を模した実物大標的へ照準を合わせた爆撃を行なった。

訓練は、カリーニングラード州東部の航空射爆場の標的場で高度600~900メートルで行なわれた。
飛行士の実際の行動は、戦闘車両及び戦闘使用地域の地上に設置された客観的観測複合体により記録された。
演習中、航空攻撃手段を使用する為の20回以上の航空機の離陸が行なわれた。
飛行には、10名以上の飛行乗員と50名以上の工学-技術要員が関わった。
バルト艦隊海軍航空隊の航空機とヘリコプターは、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
2019年にはカリーニングラード州に駐留する海軍航空隊の全部隊を統合する第34混成航空師団が新編されています。
チェルニャホフスク飛行場に駐留するノヴゴロド-クライペダ赤旗・航空元帥I.I.ボルゾフ記念第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。



2016年12月初頭から第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊への多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まり、2018年7月初頭までに計8機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]
2022年1月末には、アップグレード型のSu-30SM2が4機チェルニャホフスク飛行場へ配備されています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊へ4機の多用途複座戦闘機Su-30SM2が配備された]
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