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ロシア海軍バルト艦隊に潜水艦旅団が編成される

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『KLOPS』より
2023年3月20日6時57分配信
【カリーニングラード州に潜水艦旅団が形成される】

カリーニングラード州潜水艦旅団が形成される。
バルト艦隊司令官ヴィクトール・リーナは、潜水艦船員の日へ捧げられる記念会合中に述べたと『KLOPS』特派員は伝えた。
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3月にはバルト艦隊潜水艦の内の1隻の乗組員が戦闘任務へ取り組む。
近い内に、2022年12月に進水した潜水艦「ヴェリーキエ・ルーキ」の工場航行試験が始まる。
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「来年には、少なくとも5隻の潜水艦がバルト海へ出航します。
バルト艦隊の為の、そして他の艦隊の為のディーゼルエレクトリック潜水艦は、バルト海水域で最初の一歩を踏み出し、バルト海で試験を行ないます。
これにより、バルト艦隊の潜水艦部隊は、更に発展するであろう事を確信しております。
潜水艦旅団を形成する決定が下されております」

司令官は語った。

2022年9月、バルト艦隊の海上射爆場で新たなディーゼルエレクトリック潜水艦「ウファ」及び「クロンシュタット」の工場海上試験が実施された。
潜水艦は深度100メートルまで潜航した。



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現在、バルト艦隊潜水艦部隊は、クロンシュタット港に駐留する第3独立潜水艦大隊のみであり、所属する潜水艦B-806「ドミトロフ」(1986年9月25日就役)1隻だけです。
[ロシア海軍バルト艦隊の潜水艦ドミトロフはバルト海で訓練を行なう]
(もう1隻の「ヴィボルグ」は2018年末に退役)

今回、バルト艦隊司令官ヴィクトール・リーナ提督は、バルト艦隊(カリーニングラード州、つまりバルチースク基地)に潜水艦旅団が編成されると発言しましたが、潜水艦旅団を編成するのであれば、少なくとも3~4隻程度の潜水艦が必要になります。

現在、バルト海で洋上試験中のプロジェクト677潜水艦の2番艦「クロンシュタット」北方艦隊への配備が決まっておりますが、或いは3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」(2022年12月23日進水)以降がバルト艦隊へ配備されるのかもしれません。
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或いは、黒海艦隊及び太平洋艦隊向けに建造されたプロジェクト06363潜水艦バルト艦隊向けにも建造される可能性も考えられます。
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[プロジェクト06363潜水艦はロシア海軍バルト艦隊の為に追加建造される?]
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