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ロシア海軍太平洋艦隊の中型偵察艦SSV-535カレリアは沖縄島南方を通過した

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『インテルファクス軍事ニュース出張所』より
2023年3月23日21時58分配信
【日本自衛隊は沖縄近海でロシアの偵察艦を追跡した】
東京、3月23日、インテルファクス

日本海上自衛隊は、木曜日に沖縄島近くでロシア偵察艦の通行を追跡した。
日本統合幕僚監部は発表した。
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彼によると、ロシア海軍偵察艦SSV-535(NATO分類-「ヴィシニャ」級) は、太平洋から東シナ海まで沖縄南東80キロメートルを通過した。

島付近の通行は、特に海上自衛隊第2掃海隊に所属する「やくしま」により追跡された。



プロジェクト864中型偵察艦SSV-535「カレリア」は、ポーランドグダニスク造船所で1986年に起工され、1987年に進水、1988年8月9日にソヴィエト海軍へ就役しました。
1988年中にウラジオストクへ回航され、早速太平洋上で行動を開始しました。
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西部大西洋アメリカ海軍原子力ミサイル巡洋艦「テキサス」を追尾するSSV-535
(1988年12月15~16日)
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1989年10月~11月にハワイ諸島付近へ進出し、その後、韓国沖や日本付近へ行き、国際合同演習『チームスピリット』を監視しました。

1990年末から1991年初頭にもハワイ諸島付近へ進出しました。

1992年には沖縄付近へ進出しました。

2002年には予備役となり、翌2003年には艦上のアンテナなどが取り外され、同型艦SSV-208「クリルイ」へ移設されました。
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2012年、SSV-535「カレリア」の近代化改装と現役復帰が決定され、2013年7月にウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』へ移動しました。
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2014年から近代化改装が始まり、2017年7月20日に第515独立偵察艦大隊へ復帰しました。
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2021年5月21日には、アメリカ海軍太平洋ミサイル試射場が在るハワイ諸島カウアイ島西岸バーキング・サンズの西方21kmで確認されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の偵察艦カレリアはハワイ沖に出現した]

2022年3月20日に対馬海峡を南下して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部』公式サイトより
2022年3月22日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

2022年3月29日にも対馬海峡を南下して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部』公式サイトより
2022年3月30日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

2022年12月3日にも対馬海峡を南下して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部』公式サイトより
2022年12月5日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

その後に太平洋へ進出し、2023年1月中旬にはハワイ諸島沖で確認されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の中型偵察艦SSV-535カレリアはハワイ沖に居る]

2023年3月23日には沖縄本島宮古島の間を通過して東シナ海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部』公式サイトより
2023年3月23日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
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