小型水路測量船ヴィクトル・ファレーエフに聖アンドレイ旗が揚がる
- カテゴリ:ロシア新世代水上艦


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年4月27日2時50分配信
【太平洋艦隊の新たな船の海軍旗初掲揚式典はウラジオストクで開催される】
ウラジオストク、4月27日-ロシア通信社ノーボスチ
太平洋艦隊の新たな小型水路測量船「ヴィクトル・ファレーエフ」への国旗初掲揚式典は土曜日にウラジオストクの企業「東方造船所」で開催される。
太平洋艦隊司令部は発表した。
小型水路測量船は、水路工学の科学者及び船乗りとして知られるヴィクトル・ファレーエフに因んで命名された。
それは、「東方造船所」で建造された最大の船である。
排水量は約1000トン、速力13ノット、乗組員17名、航続距離2000海里、自立行動期間15日である。
「同船への聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、ロシア海軍総司令官による小型水路測量船の太平洋艦隊の編制への加入の命令書が読み上げられます」
声明では、こう述べられた。
同船は太平洋艦隊水路測量サービス設立155周年記念日である2011年11月12日に進水した事が注目される。
2012年12月、小型水路測量船はピョートル大帝湾海域で工場航海試験を成功裏に経過した。
「同船の乗組員は、測定の実施、航路ブイの設置、沿岸航海ステーション及び遠距離灯台の円滑な管制作業の為のサービスを行ないます。
船上には太平洋艦隊の為の同タイプの最初の機器である光線測深器が設置されており、調査結果をオンライン3Dフォーマットモードに加工する事が出来ます」
司令部は発表した。
「ヴィクトル・ファレーエフ」の更なる特徴としては、海軍の船に最初に採用されたユニークな電気発電システムが有る。
「ヴィクトル・ファレーエフ」はプロジェクト19910小型水路測量船の2番船であり、ウラジオストクの東方造船所で2006年10月に起工され、2011年11月12日に進水しました。

2012年12月25日より航海試験が開始されました。
[小型水路測量船ヴィクトル・ファレーエフは工場航海試験を開始した]
2013年1月26日、ロシア海軍へ引き渡されました。
『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2013年1月28日配信
【水路測量船「ヴィクトル・ファレーエフ」は海軍へ受領された】
そして4月27日、ロシア太平洋艦隊へ編入されました。





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