ウラジーミル・ヴォロビョフ中将はロシア海軍バルト艦隊司令官に任命された
- カテゴリ:ロシア海軍バルト艦隊(2020年-)

『タス通信』より
2023年4月21日18時19分配信
【ウラジーミル・ヴォロビョフ中将はバルト艦隊司令官に任命された】
モスクワ、4月21日/タス通信
ウラジーミル・ヴォロビョフ中将は、ロシア海軍バルト艦隊司令官の役職に任命された。
『タス通信』は金曜日に軍当局に近い情報筋より伝えられた。
「バルト艦隊司令官のポストには、以前にロシア連邦軍参謀本部次長の役職に従事していたウラジミール・ヴォロビョフ中将が任命されました。
彼は、このポストをヴィクトール・リーナ大将と交代しました」
対談者は話した。
『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。
4月20日、軍当局に近い2名の情報筋は『タス通信』へ、リーナ大将は、セルゲイ・アヴァキャンツに代わり太平洋艦隊司令官の役職に就き、そしてバルト艦隊はウラジーミル・ヴォロビョフ中将が率いるかもしれないと伝えた。
ウラジーミル・ミハイロヴィチ・ヴォロビョフ中将は軍事船員の家族に生まれた。
1990年にレーニン共産党青年団記念高等海軍潜水学校を卒業し、北方艦隊の潜水艦部隊で勤務を開始した。
航海士戦闘部門の電子航法エンジニアから原子力潜水艦の艦長、そして連合部隊司令官の道を歩んだ。
北方艦隊の白海海軍基地の参謀長の役職に従事し、その後に司令官となった。
2019年7月から2021年4月までヴォロビョフはバルト艦隊参謀長・第1副司令官だった。
2021年4月から10月まで北方艦隊参謀長・第1副司令官。
2021年10月5日から参謀本部次長。
海軍特別高級士官クラス、ソヴィエト海軍連邦元帥N.G.クズネツォフ記念海軍大学校、ロシア連邦軍参謀本部アカデミーを卒業した。
2012年5月3日から10年以上に渡りロシア太平洋艦隊司令官を務めてきた(その前の2010年10月29日から司令官代行)セルゲイ・アヴァキャンツ大将は、2023年4月6日に65歳となり、大将の定年に達した為に退職する事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は定年退職する]
その後任として、2021年10月5日からバルト艦隊司令官を務めていたヴィクトール・リーナ大将(2022年12月7日昇進)が任命されました。
[ヴィクトール・リーナ大将はロシア海軍太平洋艦隊司令官に任命された]
そして、リーナ大将の後任のバルト艦隊司令官には、ロシア連邦軍参謀本部次長ウラジーミル・ミハイロヴィチ・ヴォロビョフ中将(1969年1月6日生まれ)が任命されました。

ヴォロビョフ中将は北方艦隊で671RTM原子力潜水艦の艦長を務めた原潜乗り出身であり、リーナ大将と似たような経歴を歩んできました。
出身学校は違いますが、1990年に卒業した「同期生」になります。
リーナ大将の太平洋艦隊司令官就任と同様に、今の所は非公式筋の情報ですが。、『タス通信』以外のメディアも非公式筋の談話として同じ事を報じていますから、間違いないでしょう。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2023年4月21日12時46分配信
【情報筋はバルト艦隊と太平洋艦隊の新たな司令官に関する法令へ署名されたと述べた】
『インテルファクス極東ニュース』より
2023年4月21日13時14分配信
【太平洋艦隊とバルト艦隊の司令官が任命される】
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