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ロシア海軍北方艦隊の深海捜索救助装置(バチスカーフ)AS-34はバレンツ海で潜水艦救助演習を実施する

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『SeverPost』より
2023年4月25日22時20分配信
【北方艦隊将兵は潜水艦乗組員の救助訓練を行なう】

火曜日、バレンツ海北方艦隊捜索-救助支援部隊が遭難した潜水艦を援助する演習が始まった。

演習の筋書きの下、潜水艦は水中位置で損傷を受けた。
水域警備部隊、捜索-救助ヘリコプター及び捜索-救助機器及び手段を乗せた救助船支隊は、潜水艦が居ると予測される海域へ向かった。

仮想遭難潜水艦として、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊ディーゼルエレクトリック潜水艦が行動した。
その乗組員は緊急事態-救助訓練コースを修了し、艦を海底へ鎮座させる課題を繰り返し実行した。

演習は幾つかのエピソードに分かれており、その間に捜索-救助支援部隊は、海底に鎮座する潜水艦の水面からの捜索と発見、魚雷発射管を通して仮想遭難潜水艦から退避した潜水艦乗員の救助(安全の為、この役割は救助用の服を着用した模型が演じる)の行動が行なわれる。

更に、海底に鎮座する潜水艦を援助する為、コーミング場へドッキングした深海救助水中装置AS-34へ一部の乗組員が避難するエピソードへ取り組む。

北方艦隊の潜水夫がコラ湾ヴェリキー岬地域で大祖国戦争戦闘機の破片を発見した事が想い起こされる。
専門家による調査の結果、発見された破片は、おそらくアメリカ戦闘機ベルP-39「エアラコブラ」のものである事が示された。



プロジェクト1855「プリズ」深海救助装置(バチスカーフ)の4番艇(最終艇)AS-34は、ニジニ・ノヴゴロド市『クラースノエ・ソルモヴォ造船所』で1987年1月に起工され、1989年8月28日に進水、1989年11月30日にソヴィエト連邦海軍へ引き渡され、北方艦隊へ編入されました。

2000年8月12日の原子力水中巡洋艦「クルスク」爆沈事故の際には救助作戦へ投入されましたが、乗組員の救出には失敗しました。

2014年3月初頭に潜航訓練を行なうAS-34


その後、2014年春~2016年4月にサンクトペテルブルク『カノネルスキー工場』で近代化改装が行なわれ、プロジェクト18551にアップグレードされました。
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復帰後は救助船「ミハイル・ルドニツキー」(プロジェクト05360、1978年12月23日就役)を母船として行動しています。
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2017年8月末にはノルウェー海北西で潜航試験を行ない、深度1005メートルまで潜航しました。
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