2013年末までに3隻の原潜が修理を終えてロシア海軍へ復帰する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月1日10時34分配信
【3隻の多用途原子力潜水艦は2013年に修理を終えて海軍の編制へ復帰する】
モスクワ、5月1日-ロシア通信社ノーボスチ

3隻の多用途原子力潜水艦は、今年中に修理を終えてロシア海軍の編制へ復帰する。
水曜日、ロシア連邦国防省下の海軍の広報サービス・情報管理部代表は記者団に伝えた。

「2013年末までに、北方艦隊及び太平洋艦隊の為の3隻の多用途原子力潜水艦の修理が完了します。
原子力潜水艦スモレンスク(プロジェクト949A、整理名「アンテイ」)は機器準備状態の回復と修理を完了します。
その後、潜水艦の試験が実施され、北方艦隊潜水艦部隊の編制へ復帰します」
海軍の代理人は伝えた。

更には、極東艦船修理企業で修理が行なわれている太平洋艦隊の原子力多用途潜水艦「トムスク」(プロジェクト949A)と「クズバス」(プロジェクト971、整理名「シチューカ-B」)も復帰すると彼は付け加えた。

「海軍総司令部は、潜水艦部隊の為の艦船修理問題の常時管理を保持しております。
これは、海軍の水中コンポーネントを適切な水準で保持するという条件に適合しています」
海軍の公式代理人は強調した。

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ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト949A：K-410「スモレンスク」】
2011年9月にセヴェロドヴィンスクの「ズヴェズドーチカ」工場へ到着し、以後修理中です。


【プロジェクト949A：K-150「トムスク」】
2008年11月に沿海地方ボリショイ・カーメニの「ズヴェズダー」工場へ到着し、以後修理中です。


【プロジェクト971：K-419「クズバス」】
2007年に沿海地方ボリショイ・カーメニの「ズヴェズダー」工場へ到着し、2009年から修理が開始されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇の動向]




以前からロシア海軍の原子力潜水艦プロジェクト949Aとプロジェクト971は近代化改装を実施すると報じられておりますが、今年末までに復帰するこの3隻は、特に機器や兵装を新型に換装するような近代化は行なわれていないようです。
艦の寿命延長工事(3年半-5年程度)は行なわれているようですが。