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ボスポラス海峡北方海域でウクライナ軍の小型無人艇の攻撃を撃退したロシア海軍黒海艦隊の中型偵察艦イワン・フルスはセヴァストーポリへ帰投した

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『クリミアニュース』より
2023年5月26日11時58分配信
【イワン・フルスはセヴァストーポリへ戻ってきた-ウクライナの情報心理作戦センターが悔しがっている艦は無事で無傷である】

中型偵察艦「イワン・フルス」セヴァストーポリへ戻る様子の映像が登場した。
如何なる損傷の影響も見えず、艦は自力で湾内へ入った。

艦はウクライナ海上無人機による攻撃を成功裏に撃退したが、この数日間、様々な中傷の標的となった。
しかし今や、フェイクニュースを拡散させようとしたウクライナ人の精神ヒステリーは沈静化するであろう。



プロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

起工から3年半後の2017年5月16日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新世代偵察艦イワン・フルスはサンクトペテルブルクで進水した]

「イワン・フルス」は2017年5月末から造船所の岸壁で係留試験を開始し、2018年2月7日に工場航行試験へと出発しました。

[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは洋上試験を開始した]

それから2ヶ月以上経った4月20日の時点で、工場航行試験は80パーセントが完了していました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスはバルト海で洋上試験を行なっている]

「イワン・フルス」は4月27日までにサンクトペテルブルク『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは工場航行試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

その後、5月中旬から最終試験となる国家受領試験が始まり、6月18日までに完了しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは全ての試験を完了した]

そして6月25日、「イワン・フルス」は、『北方造船所』で正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]

「イワン・フルス」は、2017年4月27日にトルコ沖で民間船と衝突して沈没した偵察艦「リマン」の代わりとして、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦リマンはイスタンブール沖で民間船と衝突し沈没した]

「イワン・フルス」は就役後も暫くはバルト海に留まっていましたが、2018年12月末に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航されました。
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2019年初頭からは、黒海へ進入するアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]


その後も黒海でのみ活動していた「イワン・フルス」でしたが、2019年11月28日にセヴァストーポリを出航し、11月30日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭偵察艦イワン・フルスは地中海へ入った]

その後、「イワン・フルス」スエズ運河を通過して紅海へ入り、アラビア海へ進出しました。

2020年1月9日、アラビア海で行動中の「イワン・フルス」は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ファラガット」と異常接近しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスはアラビア海でアメリカ海軍駆逐艦と異常接近した]


その後もインド洋地中海アメリカNATOの軍艦を監視していたようですが、4月21日には黒海へ入り、4月30日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスはセヴァストーポリへ帰投した]

2020年7月26日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
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その後の動向は明らかにされていませんが、度々黒海へ出航していたようです。
おそらくは、黒海で行動するNATO軍の艦艇を監視していたのでしょう。

2020年10月19日
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2020年11月16日
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2020年11月19日
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2021年1月初頭から浮きドックへ入渠し、2月下旬までに出渠しました。
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2021年3月30日、ボスポラス海峡を南下し、その後にダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスは地中海へ向かった]

2021年4月10日には紅海沿岸のポートスーダンへ寄港しました。
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【『Asian OSINT』の2021年4月11日のツイート】

2021年8月30日にボスポラス海峡を北上し、その後セヴァストーポリへ帰投しました。
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以後は黒海で行動しています。
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2023年5月24日、ボスポラス海峡の北東140キロメートルの海域で行動していた「イワン・フルス」は、ウクライナ軍の3隻の小型無人艇の攻撃を受けましたが、撃退に成功しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の中型偵察艦イワン・フルスはボスポラス海峡北方海域でウクライナ軍の小型無人艇の攻撃を撃退した]

しかしウクライナ側は、「イワン・フルス」小型無人艇の攻撃により大破し、修理には少なくとも6ヶ月掛かり、浸水の危険が有るなどというフェイクニュースを流布しました。
『クリミアニュース』より
2023年5月26日12時55分配信
【フェイク:ロシアの偵察艦イワン・フルスは無人機による攻撃の後に深刻な損傷を受けた】
しかも、2000年10月のアメリカ駆逐艦襲撃事件の際に損傷した「コール」の写真を、「ウクライナ軍の無人艇の攻撃で損傷したロシアの偵察艦イワン・フルス」などと偽って拡散させるという悪質さです。
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5月26日午前、「イワン・フルス」セヴァストーポリへ無事帰投しました。
当然ながら船体には損傷は全く無く、ウクライナ側のフェイクニュースがバレただけという結末に終わりました。
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