ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」と「グロームキー」はジャワ海で消火訓練を実施した


『インテルファクス極東ニュース』より
2023年6月2日4時38分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はジャワ海でダメージコントロール訓練を実施した】
ウラジオストク、6月2日、インテルファクス-極東
太平洋艦隊艦船支隊は、アジア-太平洋地域への遠距離航海中にジャワ海でダメージコントロール訓練を実施した。
太平洋艦隊広報サービスは発表した。
支隊の構成には、コルベット「グロームキー」、「ソヴェルシェーンヌイ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」が含まれる。
ジャワ海へ入る前に艦船は南シナ海を越えた。

「訓練の筋書きの下、海上においてコルベットの1隻で模擬火災が発生しました。
緊急事態班の要員は火災元を排除し、艦のダメージコントロールの絶えの行動への取り組みへ着手しました」
声明では、こう述べられた。
この時、第2のコルベットの乗組員は「損害を受けた」艦を警備し、危機的状況が解消されるまで空中と水上から艦をカバーした。
給油船「ペチェンガ」の乗組員は消火システムを起動し、火災監視装置を使用して模擬火災を消化した。
ロシア太平洋艦隊のコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2017年7月20日就役)と「グロームキー」(335、2018年12月25日就役)は、2023年5月10日にピョートル大帝湾で艦載ヘリコプターKa-27の着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」と「グロームキー」はピョートル大帝湾でヘリコプターの着艦訓練を実施した]
その後、中型海洋給油船「ペチェンガ」と共に日本海を南下し、5月12日に対馬海峡を通過して東シナ海へ入り、5月14日には与那国島と西表島の間の海域を通過しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」と「グロームキー」はアジア・太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
その後、南シナ海へ移動し、5月16日には戦闘演習を行ないました。

[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」と「グロームキー」は南シナ海で戦闘演習を実施した]
「グロームキー」は5月下旬にシンガポール海峡を通過し、5月24日にマラッカ海峡へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グロームキー」はマラッカ海峡へ入った]
「グロームキー」はインド洋で新造砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」と合流し、同船をエスコートしてマラッカ海峡とシンガポール海峡を通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット「グロームキー」はマラッカ海峡とシンガポール海峡を通過する新造砕氷船エヴパチー・コロヴラトをエスコートした]
その後、「ソヴェルシェーンヌイ」及び「ペチェンガ」と合流してジャワ海へ入り、6月2日には消火(ダメージコントロール)訓練を行ないました。
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