ロシア黒海艦隊艦船の動向

『黒海ニュース』より
2013年5月5日19時12分配信
【ロシア連邦黒海艦隊の大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」はダータネルス海峡を通過して地中海へ針路を取った】
現地時間2013年5月5日6時45分頃、黒海艦隊の大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」はダータネルス海峡海域のチャナッカレ沖を通過し、マルマラ海へ向かいました。


「ニコライ・フィリチェンコフ」は、地中海で行動中のロシア海軍合同グループへ参加するようです。
2013年5月6日7時25分配信
【ロシア連邦黒海艦隊の浮揚工場PM-56はシリアのタルトゥース港での6ヶ月間に渡る勤務を終え、ボスポラス海峡を通過して黒海へ向かった】
2013年5月5日、黒海艦隊の浮揚工場(工作船)PM-56はボスポラス海峡(イスタンブール沖)を通過し、黒海へ向かいました。

PM-56は、シリアのタルトゥース港に駐留し、地中海で行動するロシア海軍艦船のメンテナンスを行なっていましたが、6ヵ月間の任期を終えてセヴァストーポリへ戻ります。
PM-56と交代するPM-138は、4月26日にボスポラス海峡を通過しています。
[ロシア海軍の工作船PM-138はボスポラス海峡を通過した]
なお、ボスポラス海峡を通過したPM-56ですが、以前に比べて船上のアンテナが増加しています。


現在、地中海ではロシア海軍艦船グループが行動中です。
黒海艦隊の大型揚陸艦「アゾフ」は5月初頭にイスラエルを訪問しました。
[ロシア軍艦は歴史上初めてイスラエルを訪問した]
[ロシア海軍の軍艦は歴史上初めてイスラエルを訪れる]
4月末には北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」と救助曳船「アルタイ」がマルタ島を訪問しています。
[北方艦隊の艦船はマルタ島を訪れる]
5月中旬には太平洋艦隊艦船部隊が地中海へ入ります。
[ロシア太平洋艦隊艦船はシリアのタルトゥースへ寄港するかもしれない]
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