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ロシア海軍のカラクルト級小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で進水した

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『タス通信』より
2023年6月30日18時11分配信
【ゼレノドリスク工場で小型ロケット艦「トゥーチャ」が進水した】
ゼレノドリスク/タタールスタン、6月30日/タス通信

プロジェクト22800小型ロケット艦「トゥーチャ」の進水式典は、金曜日に『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』で開催された。
『タス通信』特派員は報告した。

「本日、私達はプロジェクト22800小型ロケット艦の次の生産艦を進水させます。
艦は高精度複合体を装備し、様々な作戦や、今の特殊軍事作戦の実施中に高い効率が示されています。
これに加え、文字通り先々週に黒海艦隊で国家試験を成功裏に完了させた強力な高射ミサイル-砲複合体パーンツィリも有ります」
ロシア海軍
総司令部造船管理部長イリヤス・シガポフは式典で話した。

彼は『タス通信』へ、艦は今年中に黒海艦隊へ受け入れられる事を明らかにした。

『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』が伝えたように、プロジェクト22800小型ロケット艦(サンクトペテルブルク株式会社・中央設計局『アルマーズ』が開発)は、ロシア海軍近海ゾーン多目的小排水量ロケット-砲艦である。
排水量870トンで、様々な兵器複合体を持つこれらの艦は、割り当てられた任務に依り、単独或いは艦グループの一員として運用できる。




プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦であり、ロシア国内の複数の造船所で建造されています。
(サンクトペテルブルク『ペラ』造船所で7隻ケルチ『ザリフ』造船所で3隻、ゼレノドリスク造船所で2隻、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で4隻)


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ロシア内陸部タタールスタン共和国『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』(造船営団『アク・バルス』傘下)は、2016年8月に5隻の「カラクルト」を受注しました。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

ただし、最初の3隻の「カラクルト」は、同じく造船営団『アク・バルス』傘下であるクリミア半島ケルチ市に在る造船工場『ザリフ』で建造されています。
[クリミア半島ケルチの造船工場『ザリフ』は生産設備を近代化する]
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「ツィクロン」(工場番号801):2016年7月26日起工/2020年7月24日進水/2023年就役予定
「アスコリド」(工場番号802):2016年11月18日起工/2021年9月21日進水/2023年就役予定
「アムール」(工場番号803):2017年7月30日起工


2019年2月26日には『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で、同社が受注した4隻目の「カラクルト」となる「トゥーチャ」(工場番号804)が起工されました。
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[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された]

5隻目の「タイフーン」(工場番号805)は2019年9月11日に起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦タイフーンはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された]

これで『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』(造船営団『アク・バルス』)契約分5隻は全て起工されました。


「トゥーチャ」は2023年6月30日に進水しました。
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[ロシア海軍のカラクルト級小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で2023年6月30日に進水する]

「トゥーチャ」ロシア海軍への引き渡しは2023年末に予定されており、就役後は黒海艦隊へ配備されます。
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